酒井忠世

酒井忠世（1572～1636）とは、戦国時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将である。

概要

徳川家康の家臣団では若い世代であり、どちらかと言えば徳川秀忠の側近としておなじみの人物。雅楽頭。

酒井忠世は徳川氏の分家とされる酒井氏の一門であり、徳川四天王の酒井忠次はそこそこ遠い親戚であり、酒井忠勝は従兄弟。とはいえ彼が父・酒井重忠の後継者として歩みを始めたころはすでに戦乱の世は終わりつつあり、天正16年（1588年）に従五位下・右兵衛大夫となり、後に雅楽頭と改めて侍従となった。

その後徳川秀忠付きとして関ヶ原の戦いに参戦し、慶長6年（1601年）には上野国那波郡を領す。一方この頃老中として対外関係の折衝に当たっている。

元和3年（1617年）にようやく家督を継ぎ、元和7年（1621年）には12万2千石に達する。一方徳川家光の傅役となり、家光の家督継承をスムーズに進めていった。

しかし、ここで彼に不幸が訪れる。寛永11年（1634年）に徳川家光が上洛中、江戸城西丸が焼失。責任を感じた酒井忠世は上野寛永寺に入るも、家光は責任者が離れるとは何事だと逆に怒ってしまう。この結果酒井忠世は老中を退き、金銀奉行などを務めていった。しかし死の直前大老に就任し、返り咲くこととなる。

補足

「信長の野望」（PC）シリーズにおける酒井忠世の能力一覧。

完全な知略型であり、登場初期に比べると軍事面ではやや頼りなくなっている。

軍事能力

内政能力

戦国群雄伝(S1)

戦闘

－

政治

－

魅力

－

野望

－

武将風雲録(S1)

戦闘

－

政治

－

魅力

－

野望

－

教養

－

覇王伝

采配

－

戦闘

－

智謀

－

政治

－

野望

－

天翔記

戦才

112

智才

128

政才

162

魅力

76

野望

69

将星録

戦闘

50

智謀

82

政治

84

烈風伝

采配

49

戦闘

40

智謀

78

政治

77

嵐世記

采配

33

智謀

65

政治

71

野望

55

蒼天録

統率

29

知略

70

政治

75

天下創世

統率

29

知略

70

政治

74

教養

65

革新

統率

33

武勇

14

知略

78

政治

83

天道

統率

33

武勇

14

知略

78

政治

83

創造

統率

36

武勇

32

知略

77

政治

79

関連項目

• 戦国時代の人物の一覧
• 徳川秀忠
• 土井利勝
• 酒井忠勝
• 青山忠俊