酩酊状態

酩酊状態とは、アルコール飲料で酔っ払った状態である。

概要

お酒を飲むと、胃腸からアルコールが吸収され、血液に入って全身へいきわたる。
大部分は肝臓で分解されるが、脳に到達したアルコールは神経細胞に作用して麻痺させる。
これがいわゆる酔った状態である。

アルコールが体内から消失するまでにかかる時間は飲酒量や個人の体質によって異なる。
酔いの状態は脳に与える影響によって軽い酩酊から強い酩酊、さらに麻痺から死と4段階に分けられる。
アルコールの血中濃度によりさらに細かく酔いの状態を表すと、爽快期・ほろ酔い期から酩酊初期・酩酊期を経て泥酔期、昏睡期まで6段階に分けられる。

酩酊状態とは気が大きくなったり大声を出したり、また千鳥足になり何度も同じ事を喋ったり、嘔吐が起こる状態だが、自分ではもちろん周囲もどの程度酔っているかを判断するのは困難である。

自分がどの程度酒に強いかを把握するまでには時間がかかり失敗もする。
記憶を無くすくらい飲んでしまうことは稀だと思われるが、その場のノリやストレスで過剰に飲酒することなく、適度に楽しみたいものである。

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