野口寿浩とは (ノグチトシヒロとは) [単語記事]

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野口寿浩（のぐちとしひろ）とは、元プロ野球選手である。

概要

OB
野口寿浩
基本情報
国籍	日本
出身地	千葉県習志野市
生年月日	1971年 6月24日
身長体重	183 cm 77kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	捕手
プロ入り	1989年ドラフト外
引退	2010年
経歴
選手歴習志野市立習志野高等学校ヤクルトスワローズ(1990年-1998年) 日本ハムファイターズ(1998年-2002年) 阪神タイガース(2003年-2008年) 横浜ベイスターズ(2009年-2010年) 監督・コーチ歴東京ヤクルトスワローズ(2017年-2018年)
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1971年 6月24日生まれ。千葉県習志野市出身。

習志野高等学校へ進学。1年時にチームは夏の甲子園大会に出場しているが野口自身はベンチ入りできなかった。その後、レギュラーとなり3年時には準決勝で敗退し、甲子園の地は踏めなかった。

1989年、ドラフト外でヤクルトスワローズに入団。同期入団には古田敦也がいた。

入団当初のヤクルト捕手陣は、強打ではあるが守備面で課題の多い秦真司と、代打での起用が殆どとなっていたベテランの八重樫幸雄という層の薄い状態であった。しかし、古田が1990年のシーズン序盤に秦に代わって正捕手の座に定着、球界を代表する捕手へと成長していった。そのため野口は入団4年間で一軍出場わずか1試合と全くと言って良いほど出場機会を与えられなかった。

1994年、開幕直後から古田が故障し、2番手捕手であった中西親志も故障で離脱したことから代役として起用される。古田復帰後も控えの捕手として一軍帯同し、同年は63試合で打率.270、10打点を記録。

以降も控えの捕手としての起用が続き、毎年15試合前後の出場にとどまっていた。出場機会を欲した野口は球団に移籍を志願していたが、古田の代わりとなる捕手が野口以外に育っていなかったこともあり、なかなか移籍が実現しなかった。

1998年、シーズン序盤に城石憲之とのトレードで日本ハムファイターズへトレード移籍。不祥事で出場停止処分を受けた宮本慎也の穴を埋めたいヤクルト側と、正捕手であった田口昌徳の故障離脱した日本ハム側との思惑が一致しての移籍であった。野口は移籍直後から正捕手として活躍。オールスターゲームにも出場を果たし、109試合の出場で、打率.239、10本塁打、34打点とブレイクを果たした。