金沢車両区 単語

カナザワシャリョウク

金沢車両区とは、JR西日本車両所である。
北陸新幹線開業に伴う金沢総合車両所からの組織改正により2024年発足。

概要

前身の金沢総合車両所は1997年3月22日に発足した車両所で、それまでの工場金沢運転所を一体化したものであった。但し、網干総合車両所博多総合車両所と違い工場車両所は別々の場所にあり、工場を「任本所」・車両所を「運用検修センター丸基地)」と呼んでいる。このような形態は後藤総合車両所などでも見られる。

任本所はJR北陸本線(当時)松任駅が最寄りで、金沢支社の車両の他にも北越急行ほくほく線で使用される北越急行所有の681系683系などの検も受け持っていた。
一方の丸基地は東金沢駅が最寄りで、最新鋭の特急車両から懐かしの国鉄車両までバラエティ豊かな車両群を受け持っている他、北越急行681系683系も同所を常駐場所としている。なお、一部の681系683系485系の置き換えに伴い京都総合運転所に転属している。

なお、北陸新幹線敦賀駅まで延伸開業する2024年3月16日に金沢総合車両所としての運用は終了し、金沢車両区となる。これに伴い、任にある本所(工場)は先立って2023年9月閉鎖され、丸と敦賀富山支所の基地機が残存している。
これに伴い、任で行っていた電車の検については2023年より大阪吹田総合車両所へ移管されている(ディーゼルは以前から米子後藤総合車両所が担当している)。あわせて、一部の特急車両2023年4月に先行して吹田総合車両所京都支所向日町)へ転属。残る特急車両も「能登かがり火」用の683系2000番台を除いて2024年3月京都へ転属した。
また、今後城端線氷見線あいの風とやま鉄道への移管が予定されており、気動車の保有数にも変化がみられる予定である。

所属車両(2025年4月時点)

電車

金沢 敦賀
683系(12) 125系(14)
521系(30) 521系(10)

気動車・機関車・貨車

敦賀 富山
キハ120形(5) キハ40系(26)
キヤ143形(2) キハ120形(15)
ホキ800形(4) DE10(2)
DE15(3)

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最終更新:2025/12/07(日) 23:00

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