「鈴木敏充(すずき としみち)」とは、1980年代後半から1990年代前半にかけてOVA市場をリードするタイトルを連発したアニメスタジオ「アートミック」を設立したアニメクリエイター・イラストレーターである。
読みは「すずき としみつ」ではなく本名の「鈴木敏通(すずき としみち)」と同じ。
タツノコプロで「ヤッターマン」等のアニメ作品を手掛けた後に独立し、1978年に「アートミック」を設立。1982年公開のアニメ映画「テクノポリス21C」で原案を務めた他、テレビ放送を前提としないオリジナルビデオアニメ(OVA)市場で
といった作品を企画・プロデュースし、「ウォナビーズ」と「バブルガムクライシス」では脚本も担当した。
「柿沼秀樹」「荒牧伸志」「園田健一」らによるアートミックのOVA作品は、「メガゾーン23」が爆発的なヒットを記録した他、「ガルフォース」「バブルガムクライシス」などのSF系タイトルがヒットした事で、当時のOVA市場にメカと美少女を組み合わせるトレンドを生み出した。
代表取締役社長としてアートミックを経営すると共に、今井科学(イマイ)の専務取締役と親族であった事から同社の「ロボダッチ」「超時空要塞マクロス」「銀河の鷲メガロ・ザマック」「機甲虫隊ビートラス」「機甲創世記モスピーダ」のプラモデルの箱絵を手掛けた。
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マクロスのプラモの箱絵を描き続けた事で会得した高荷義之タッチの箱絵は、書籍や雑誌で鈴木の作品が高荷の作品だと間違えて説明されている事もあったほどだった。
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しかし、アニメ事業が黒字を続ける中、バブル崩壊による投資の失敗や高額の遊興費の負担に耐えられなくなり、メイン事業が黒字ゆえに倒産できず1997年にアートミックは解散。
以降は表舞台から消え、家族とも連絡をとらずにイラストレーターの仕事で得た収入で20年程暮らしていたが、鈴木の家族のSNSアカウントより2020年1月に亡くなった事が公表された。
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最終更新:2025/04/02(水) 08:00
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