鉄道擬人化 単語

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テツドウギジンカ

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鉄道擬人化とは、鉄道車両・路線など、鉄道に関連するものを擬人化することである。

概要

車両擬人化、路線擬人化擬人化ICカードキャラ擬人化などがある。その中でも鉄道車両擬人化する例は群を抜いて多いことから、本記事でもそちらを中心に説明する。

鉄道車両擬人化する試みは古くから行われており、特に蒸気機関車は石炭とを「食料」とし、蒸気を吐き出す様子が人間と言った生き物の息遣いに感じられるといったことから、「生き物に一番近い機械」とも呼ばれることがある。

世界的に有名な鉄道擬人化としてはイギリスの「汽車のえほん」(きかんしゃトーマス原作)があり、顔と感情を持った機関車によるストーリーを描いた、鉄道擬人化作品の代表的存在でもある。

主な擬人化の手法

比喩表現

鉄道車両の製造からまでののりを人間の一生に例え、車両の製造を「誕生」、運用を終了することを「引退」と表現するなどの手法が鉄道雑誌等のファンコミュニティで多用されている。人の行動に例えた喩表現を用いることで、お堅いイメージを和らげた分かりやすい解説が可になるため、シンプルゆえに染み深い手法といえる。

キャラクター化

鉄道そのものに人格を持たせたもの。対物の元の姿形を基本に顔を描いたものが広く見られ、顔以外にも手足などの人間を構成する要素を書き加えたものも存在している。

童話をはじめとした子供向けの作品やマスコットキャラクターに多く見られる手法であり、前者ではきかんしゃトーマス、きかんしゃやえもん超特急ヒカリアン、チャギントンといった作品がある。後者京浜急行電鉄けいきゅんヨドバシカメラ電車マスコットが代表例として挙げられる。

ゆっくり解説の1分野である「迷列車で行こうシリーズ」でも、鉄道車両などを解説役として擬人化ストーリー性を取り入れた作品が多く存在する。一部はキャラクターの要素を確立し、富山地方鉄道14760形電車が「お局(迷列車)」、イギリスを走る日本製高速電車Class395が「ナンノキちゃん」と呼ばれていたりする。

人間化

人間の形をしたキャラクターで、装や持ち物に擬人化の元となった特徴を書き入れたもの。萌え擬人化は大抵この手法を用いたものであり、単に「鉄道擬人化」と言った場合は、この萌え擬人化すことがほとんどである。

ファステックたんは新幹線の高速試験FASTECH360」の擬人化キャラクターである。これは同ブレーキ萌え要素の1つである「猫耳」を連想させることで話題となり、フィギュアとして商品化もなされた。

ネット文化としても広まり、鉄道擬人化「Rail-G Station」exitのようなウェブサイトも存在する。ニコニコ動画Pixivでもオリジナル萌え擬人化キャラクターが生まれている。

なお、鉄道むすめ鉄道会社の制服を着たキャラクターであるため、擬人化には該当しない。

大百科に記事のある鉄道擬人化の例

ニコニコ動画投稿作品から発祥したものも含む。

作品

キャラクター

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最終更新:2024/04/23(火) 21:00

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