鍾会とは、三国時代末期の武将にして鄧艾の最大のライバルである。「鐘」会では無い。
生まれは長社県。幼少の頃より聡明であったとされる。
蜀平定後、姜維と共に反乱を起こすも失敗、死亡する。
絵に描いたような典型的エリート型人物である。
才能はあるが人間性に問題があり、人を追い落とす事もいとわない。
その野心のため、後年彼は命を落とす事となる。
彼は鄧艾と共に蜀平定のための軍を指揮した。
蜀を平定した後、鄧艾は身勝手な行動を取るようになり、それを口実に捕縛、暗殺されてしまう。
その刺客を放ったのが鍾会である。
彼は鄧艾が持っていた兵権を手に入れ、平定軍を完全に掌握する事になる。
彼は非常に賢く、また功も数多くあった。
しかし、同時にまた野心も人一倍持っていた。
しばらくして、鍾会に近寄る者が出てきた。彼の名は姜維と言う。
かの諸葛亮にその才を愛され、諸葛亮死後もその意志を継ぎ強国魏と闘い続けた人物である。
姜維は言う「君ほどの人物がそんな所で燻っているのか?」「君ならばやる事が出来る筈だ」「魏を倒し、君の国を作り上げるのだ」
鍾会はその後姜維と組み、元の部下達を幽閉するなど反乱の準備を進めていく。
しかし準備が完了する前に幽閉された部下達が暴動。姜維は戦死し、鍾会もまた、敢え無い最期を遂げた。
生前はとにかく評価されている。
五歳のときに「並外れた人間」と言われ、著した論文は多数。
書も上手く、筆跡を真似るという特技もあった。実際にこの特技を使って鄧艾を捕縛したりもしている。
しかし、やはり人物としてはあまり良いとは言えなかった様だ。
讒言で人を追い落とす事も一度や二度ではなく、「野心と器量が釣り合っていない」とたしなめられた事もある。
そしてその最後は自己の才を頼むあまりの反乱、戦死である。
これはまた、同時に我々を戒めるための教訓でもあるのだろう。
真・三國無双6で、晋の勢力として参戦。声優は楽太郎の息子としても有名な会一太郎さん。後ろ髪が長い(一本に縛っている)軽めのヨロイを着けて、妙なマント(右側だけ通す)を羽織ったキャラとして出ている。得意武器は飛将剣。デフォルトで浮いて、指ぱっちんなどで相手に向かって飛んでいく剣である。ストーリー中では鍾会の乱は起こさないが、クロニクルモードでは起こす。
公式で残念なイケメン(もしくはウーマン村本)設定されている。
これについては真・三國無双6のオフィシャル設定集のインタビューに書かれていて、台詞には気を使ったと言うこと。
余談だが絵が下手である(妖筆を装備させてつかわせるとみられる)
無双OROCHI2にも参戦したが、阿国に狙われたあげく、綾御前の奴隷にされている「倭国の賊のくせに…ぶはっ!」⇒「愛と気概でございます。綾様」キリッ。
また真・三國無双6の曲の一つである「遊興」はコミカルな曲調からファンより「英才教育のテーマor鍾会のテーマ」と呼ばれていたが、DLCステージで正式?に「鍾会のテーマ」となった。なお本人はこの選曲には不満であった。
掲示板
77 ななしのよっしん
2019/03/09(土) 06:45:24 ID: hN1CnvHQAb
オヤジの鍾繇も大概なエピソードが結構あったりするからなぁ。性格の悪さは遺伝なのかもしれない
78 ななしのよっしん
2019/09/24(火) 03:24:31 ID: D6VVHUS27X
最期だけ語られるけど結構ガチの英才神童
ただ現代もそうだが、そういった人間は概して無理な教育の反動で感受性が弱めに育ちやすく、鍾会のずさんさもそこからきている
強いサイコパスの弱いところが出た人間
79 ななしのよっしん
2019/10/14(月) 17:02:36 ID: Pu2yDQ4WYc
仮に計画が成功したとしても事が済んだら姜維にコロコロされて兵を全て接収されて終わりな気がしなくもない
提供: 五人揃って!田中四天王!
提供: ゆんなの
提供: かにみそα
提供: ゲスト
提供: スージー・デ=シコルスキ
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/01(火) 14:00
最終更新:2025/04/01(火) 13:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。