鎖部葉風とは (クサリベハカゼとは) [単語記事]

鎖部葉風(くさりべはかぜ)とは、「絶園のテンペスト」の登場人物である。CV:沢城みゆき

概要

本作のヒロインの1人。あるいはもう1人のヒロインと言えるポジションかもしれない。
(カラー絵・アニメ)桜色とも緋色ともいえる髪色と瞳を持つ、古風な喋りをする美人の女性。
年齢は公式の設定から高校卒業していることや、年表の時期から18～20歳ではないかと言われている。
吉野や真広より年上であることは確実。

漫画・アニメともに1話から樽に詰められ無人島に島流しされてしまった鎖部一族の姫であり、一族最強の魔法使い。
はじまりの樹と呼ばれる大樹を神と崇める一族の中に、(以前から)はじまりの樹を危険視する声があり、幾度となく議論と衝突を繰り返してきた結果……一族の若手(が中心らしい)が葉風を亡き者にしようとした、という経緯がある。
世界の理を司るとされているはじまりの樹の加護により、異常な強運に恵まれている。

当初はワンピースを着用していたが、数か月後にはボロ布と化している。
そのため、胸と腰に布を巻くだけという全裸に近い状態で中盤まで過ごしている。
サバイバビリティあふれる姿を見せる一方で、意外と世間知らずな(らしい)お嬢様であり、樽入り……もとい箱入り娘。

一族最強という名は伊達ではなく、魔法の操作や技術・応用力は他の魔法使いとは比べものにならない。
魔法を使用するためには供物が必要だが、効率が非常に良いのか空き缶ひとつからでも使える。
治癒のために使う場合でも、供物次第では吹き飛ばされた腕のひとつぐらいなら余裕で再生できるほど。
アニメ版では鎖部の村(ド田舎)の山を抉りぬいており、この際には多くの手下を率いていた鎖部左門や、一族でも戦闘に関して随一である夏村を驚かせている。左門さんは(ガクブル震えながら)気丈にも対話を申し込んでいる(……が、拒否された模様)。