鐘のキャロル 単語

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カネノキャロル

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鐘のキャロル(Carol of the bells)とは、幸福と不幸の格差において一番風評被害を受けている曲である。

なお、この項は「旧支配者のキャロル」と重複している部分が少なからずある。
(というかそれに対抗して作ったのが本記事である)

概要

キャロル」とは、現代ではキリスト教圏での儀礼的な意味での祝福の唄であり、そのため対訳に「祝歌」「頌歌」というが当てられている。つまり「クリスマス・キャロル」とはクリスマス(を迎えたこと)に対する祝福の唄である。

この「鐘のキャロル」も、ウクライナの伝統的なクリスマス・キャロル作曲レオントーヴィッチュ(Микола Дмитрович Леонтович)が頌歌用に変した『シュチェドルィック(現祭のキャロル ”Щедрик (Щедрик, Щедрiвочка)” 1916)』を、更にアメリカ作曲ウィルホウスキー(P.J.Wilhousky)がメロディはそのままに英訳した歌詞が、アメリカで広く歌われる「鐘のキャロル」の歌詞となっている。英詞にはM.L.ホーマンによる "Ring, Chrisitmas Bells" (1947)など、別のバージョンも存在する。

こうして、欧では映画ホーム・アローン』にも登場したりCMソングに使われたりするなど、「Russian carol」「Ukrainan carol」の別名とともに、定番のクリスマス・キャロルの一つとして知られている。

現祭:正教会の祭日の一つ。至三者の第二位格・神の子イイススがヨルダンにて受洗しハリストス(救世者)の位格を現した日を記憶する祭事。西方教会ローマカトリックなど)の現祭に当たるが、こちらは東方博士がキリストを訪問・礼拝した日(グレゴリウス暦1月6日)を記念する。

歌詞

以下に歌詞を併記する。さもなければまた"ら"が出るとも限らないからだ…

Hark how the bells sweet silver bells,   (鐘の音を聞こう やかなの鐘の)
all seem to say    throw cares away,  (そはれり 「不安は去りぬ」と)
christmas is here  bringing good cheer, (彼の日は到来せり 元気を出そう)
to young and old  meek and the bold.  (若者も老人も 弱者も強者も)

*ding* *dong* *ding* *dong* *ding*  (*辺りに漂うの鐘の香り*)

That is their song                (の音は謳う)
with joyful ring    all caroling.       (至福の内に謳う)

One seems to hear  words of good cheer, (喜びのが 聞こえるだろう)
from everywhere    filling the air,      (そは大気に満ち満ちて)
Oh how they pound raising the sound,   (鐘の音も いと高くく)
o'er hill and dale   telling their tale,    (を抜け丘を越え 謡いながら)

Gaily they ring while people sing,      (至福の音に 人々も唱和せる)
songs of good cheer christmas is here,   (幸福な歌を 彼の日は到来せり)

Merry, merry, merry, merry christmas,    (祝おう、クリスマスを)
Merry, merry, merry, merry christmas!    (メリークリスマス!)

D.C.)                     (もうちょっとだけ戻るんじゃ)

On on they send on without end,       (鐘は謳う、終わることなく)
their joyful tone to every home,        (至福の音が 々にくようにと)

*ding* *dong* *ding* *dong* *ding*  (*ディンときた!*)

(fine.)

勘のいい人や英文学をかじった人ならお分かりの通り、韻を踏んでいる個所が多い。

以上のように、本来はめでたい歌のはずである。ただし、囁くように速く歌う個所もあるので、伴奏がないと暗いかもしれない。また、キャロルも讃美歌の一種なので…その…まあ、そういう方面でのパロディもあるよね!

ちなみに下記関連動画にあるように、曲全体を通してかなりテンポが速い。

関連動画

07年、アイルランド女性5人組の唱歌グループ「ケルティック・ウーマン」による鐘のキャロル。

英訳版の元となったウクライナ語版「シュチェドルィック」をVOCALOIDCeVIO合唱している動画
 

こちらは英語版VOCALOID合唱動画

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な、なんだ貴様は、びしょ濡れで…な、何だそのピンク色は…いや、吸盤だt

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