長居陸上競技場とは、大阪府大阪市東住吉区の長居公園内にある陸上競技場である。
現在はネーミングライツの導入により、ヤンマースタジアム長居という名称が使用されている。
長居陸上競技場 Nagai Stadium ヤンマースタジアム長居 |
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基本情報 | |
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所在地 | 大阪府大阪市東住吉区 |
開場 | 1964年 |
所有者 | 大阪市 |
使用チーム | セレッソ大阪(2021年まで) |
収容能力 | 47,853人 |
グラウンドデータ | |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 105m×68m |
経歴 | |
競技場テンプレート |
関西では最大規模の陸上競技場であり、陸上以外にもサッカーやラグビー、アメリカンフットボールなどの球技、その他イベント会場としても利用されている。施設は大阪市が所有し、公園内の各施設共々指定管理者として、ヤンマーのグループ企業を中心とした計6団体で構成される「わくわくパークプロジェクトチーム」が運営管理を行っている。
スタジアムそのものは八幡屋公園(港区)内にあった大阪市立運動場の移転新築という形で、1964年に大阪中央競輪場の跡地近くにオープンしている。この年の東京オリンピックのサッカー競技としても使用され、大阪トーナメントとも呼ばれた非公式の敗者復活戦もおこなわれた。全国高等学校サッカー選手権大会のメイン会場として使用されたこともあり、かつては大阪におけるサッカーのメインスタジアムとしても活用されていた。
1992年に全面改修工事がおこなわれ、1996年には4万人以上を収容できる大型スタジアムとして竣工。リニューアルのこけら落としとして第80回日本陸上競技選手権大会が開催された。翌年には第52回国民体育大会(なみはや国体)の会場となった。
その後は、2002 FIFAワールドカップ、2007年世界陸上競技選手権大会などの国際的ビッグイベントを開催。陸上では大阪国際女子マラソンの会場として知られ、サッカーでは2021年までJリーグのセレッソ大阪がホームスタジアムとして使用していた。
2002 FIFAワールドカップではグループリーグ第3戦の日本vsチュニジアがおこなわれ、地元・セレッソ大阪に所属する森島寛晃のゴールもあって勝利し、史上初のグループリーグ突破を決めている。
2014年3月1日より、ヤンマーがネーミングライツを取得したことにより、「ヤンマースタジアム長居」という呼称になった。なお、FIFA主催サッカー国際試合等、主催団体の規定により命名権名称ではなく「長居陸上競技場」の呼称を用いている大会もある。
長らくコンサートなどの音楽ライブは開催されていなかったが、2007年にMr.Childrenが初めて単独ライブを開催。以降は様々なアーティストがライブ会場として使用するようになった。
400m×9レーンのトラックと107m×71mの天然芝フィールドを有する日本陸上競技連盟第3種公認・国際陸上競技連盟 (IAAF) クラス1公認の陸上競技場兼球技場で、「世界に開かれた国際都市大阪」をイメージした以下のデザインコンセプトにより設計されている。
スタンドは全周一層式で、メインスタンド側とバックスタンド側には照明設備と一体化したアーチ状の屋根で覆われている。メインスタンド1階には管理事務所とトレーニングセンター、ロッカールームなどが設けられており、3階にはユースホステル(大阪市立長居ユースホステル)を併設する。
ただ陸上トラックが広大なため、サッカーなどの球技を開催する場合はスタンドからの距離が遠く、臨場感に欠けるという難点があった。そういった背景もあり、近年セレッソ大阪は隣接する長居球技場(ヨドコウ桜スタジアム)を使用する頻度を増やしており、2022年からはこちらに全面移行している。
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最終更新:2024/09/09(月) 10:00
最終更新:2024/09/09(月) 09:00
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