長沼英樹とは、主にゲーム音楽で活動する作・編曲家、リミキサー、トラックメイカーである。
5歳の頃からエレクトーンを学び、バスケ少年だったころにプリンスやスティーヴィー・ワンダーなどの、自力でコンポーズとアレンジ、サウンドプログラミングをこなすアーティストに影響され、音楽家を志す。1990年、YAMAHAのTEENS' MUSIC FESTIVAL 北海道代表として本戦出場したことがきっかけで、1993年には10代後半でEpic / Sony Records(現EPIC Records Japan)に所属するもデビューを夢見る日々で終わった。同時期にジャズ・クラブ『ブルーノート東京』でバーテンダー兼DJとして勤務していたが、映画音楽に近いゲームミュージックを志して、1998年SEGAに入社[1]。2008年退社。
「セガラリー2」(ドリームキャスト)にてゲームコンポーザーとしてデビュー。そして、「ジェットセットラジオ」でメインコンポーザーを務め、所謂ジェットスタイル(長沼サウンド)と呼ばれる音楽性を見出す。確立したのは「JSRF:ジェットセットラジオフューチャー」から。実は今でこそ代表作のこれら作品、彼に求められていたことと、当時やりたかった音が見事に合致したゲームだったために、長沼にとっては非常に思い入れの深い作品となった。「ジェットセットラジオ」「JSRF」の楽曲は今でもテレビ番組のBGMとして使用されることが多く、もしかしたら知らない間に彼の音楽を聴いていた、なんて事も。
彼の音楽制作はMac上で、楽曲のキーとなる音を探すところから始まる。見つけたら骨格を作り上げてはビルドアップし、ミックスとエフェクトを施してマスタリングを行うことで完成するという。
その他の代表作は「あつまれ!ぐるぐる温泉」「ソニックラッシュ」「Jリーグ プロサッカークラブをつくろう! 3」「龍が如く 見参!」「LUV CAN SAVE U(beatmaniaIIDX 20 tricoroより収録)」「風船ガム -銀魂mix-(ロックバンド、キャプテンストライダムによるシングルのリミックス)」など。
余談だが、なぜか関連リンクには本人のはてなキーワードやWikipedia、ニコニコ大百科、果てはキーワード入力済みのYoutubeへのリンクが貼られている。
TVアニメ「エア・ギア[2]」の音楽監修担当がskankfunkである。幼少期にエレクトーンを学んだ等の類似点が多く長沼英樹と同一人物説があったが、長らく正体が明らかになることはなかった。現在、長沼のSoundcloudにはa.k.a. skankfunk[3]と記載されている。
skankfunk名義は他に、「クロヒョウ 龍が如く新章」「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」「スーパーモンキーボール3D」等がある。
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最終更新:2023/03/28(火) 17:00
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