明確な定義はなく、一般的な俗称に過ぎない。
現在、世界で最も長い距離を走る列車は、ロシアのシベリア鉄道、モスクワとウラジオストクを結ぶ「ロシア号」(走行距離なんと9259km!)であるとされている。
※某百科事典ではさらにキエフまで走る列車があるが、現在は運行されていない模様。
日本は当たり前だが世界的に見ると列車の走行距離が短く、現在最も長い距離を走るのは新幹線「のぞみ」(東京~博多)の1174.9kmである。在来線に限れば寝台特急サンライズ出雲(東京~出雲市)の953.6km、昼間の特急に限ればにちりんシーガイア(博多~宮崎空港)の413.1kmが最長となる。貨物列車まで含めると札幌貨物ターミナル~福岡貨物ターミナルの約2100kmを走る列車がある。
なお、過去運行された特別列車を含めると1988年に運行された「オリエントエクスプレス'88」(パリ~東京。15494km)が世界記録を保持している。
乗車時に追加料金を取らない普通列車(≒通勤列車、快速などを含む)の場合はというと、日本では北海道の根室本線の滝川~釧路間を走る308.4kmが最長だった。ただし、2023年現在は2016年の台風被害で途中区間が運休しており、2024年の部分廃止により無くなる見込み。
2021年4月現在で全区間乗車できるものでは北陸本線・東海道本線・山陽本線・赤穂線を直通する新快速列車があり、福井県の敦賀から琵琶湖の東側を通り、京都・大阪・神戸・姫路を通り抜けて兵庫県の播州赤穂まで275.5kmを結ぶ。ただし、途中の米原駅と姫路駅で列車の増結・切り離しが行われるため、実質的には敦賀~姫路と米原~播州赤穂を走る列車が連結されている状態と考えた方がよい(全区間乗り通すには途中で乗っている車両を変える必要がある)。
関東では上野東京ライン系統が特に長く、最長で北は群馬県の前橋や栃木県の宇都宮、西は静岡県の沼津や伊東まで列車が直通している。2023年時点での最長列車は沼津から小田原→横浜→東京→大宮→宇都宮へと抜ける235.7kmの列車。
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最終更新:2024/04/25(木) 05:00
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