閉

閉とは、閉じるという漢字である。

漢字として

常

閉

Unicode

U+9589

JIS X 0213

1-42-36

部首

門部

画数

11画

音読み（常用）

ヘイ

訓読み（常用）

とじる、とざす、しめる、しまる

閇

Unicode

U+9587

JIS X 0213

1-79-58

部首

門部

画数

11画

𨳲

Unicode

U+28CF2

部首

門部

画数

12画

𨳯

Unicode

U+28CEF

部首

門部

画数

12画

𨳰

Unicode

U+28CF0

部首

門部

画数

12画

𨵰

Unicode

U+28D70

部首

門部

画数

17画

意味

門をしめる、鍵穴、ふさぐ、おおう、かくす、終わりにする、断ち切る、禁じる、ゆだめ、という意味がある。〔説文解字・巻十二〕には「門を闔（と）づるなり」とある。

字形

門＋才の会意。才がなにを指すのか諸説ある。〔説文〕には「才、門を歫（まも）る所以なり」とある。段玉裁は注で、門＋才ではなく門＋午（𨳰）で、午は杵型のカギを表すとしている。白川静は才は聖域を示す標識であり、門の中に立てて内外を分かつという呪禁を示す字だという。

音訓

音読みはヘイ（漢音、呉音）、訓読みは、とじる、とざす、しめる、しまる。

規格・区分

常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

語彙

閉会・閉経・閉口・閉鎖・閉所・閉蔵・閉塞・閉幕・閉門

異体字

• 閇は、〔玉篇〕にある俗字。JIS X 0213第二水準。
• 𨳲は、〔字彙補〕に「閉と同じ」とある異体字。また𩰍の異体字。
• 𨳯は、〔竜龕手鑑〕にある俗字。
• 𨳰は、〔竜龕手鑑〕にある俗字。
• 𨵰は、〔竜龕手鑑〕にある俗字。
• 簡体字は闭。