開成山特別とは (カイセイザントクベツとは) [単語記事]

開成山特別とは、JRA(日本中央競馬会)が7月頃に福島競馬場で開催する、3歳以上の1勝クラスの特別競走である。

概要

記録として確認できる最初のレースは2000年、新潟競馬場の改修工事による日割りの関係で増えた開催日により8月の開催で芝1800mで行われていた。翌年から6月～7月と2011年の震災によって福島競馬場の開催が無かったを年を除いて、例年の第2回福島競馬場の時期に行われるようになり距離は芝2600mと変更になった。
当初は500万下の条件特別だったが2019年から条件クラスの呼称の変更で1勝クラスの特別競走となった。

この時期の古馬が出走できる1勝クラスの長距離レースなので一線級の馬が出走することはほぼないのだが、2018年は障害のJ・GⅠを勝利していたオジュウチョウサンが出走するということで注目され盛り上がったレースである。

注・オジュウチョウサンの記事にも書かれているが、障害レースの賞金と平地レースではクラス分けの賞金は別の扱いで、この時点では平地では未勝利馬の扱いで格上挑戦での出走となっていた。
なお開成山特別はフルゲートの16頭になりづらいとのことで出走の表明だったが、過去に16頭のフルゲートになった事やそれに近い15頭で行われたケースがなんどかあって、状況次第では真っ先に除外になっていた可能性もあった。