闇営業とは「事務所に所属している芸人が、事務所を通さずに行う営業」を意味する芸人用語である。同義の意味を持つ業界用語として直営業、直(チョク)、内職、ショクナイ、取っ払いとも言ったりする。
あくまで「事務所を通さない営業」という意味であるため、例えば芸人自身の地元の祭りに参加して謝礼金を貰ったり、友人の結婚式に個人的に依頼され参加して謝礼金を貰ったりすることも、上記の意味に当てはめれば「闇営業」に含まれる。また、「反社会的勢力(闇社会、闇組織)から請け負った仕事」という意味で使用するのは誤用である。2019年に多数の芸人が闇営業で反社会的勢力のパーティに参加していた事実が発覚し、その後その芸人たちが芸能活動謹慎に至った騒動がニュースとなったせいでそのようなイメージが広まったが、元々は仕事相手に関わらず使用している言葉である。
「金銭的に困窮している芸人が闇営業を行う」という話は昔からあり、明石家さんまが若手時代に金銭苦から島田紳助と闇営業をしたことがあると語っていたり、有吉弘行は若手時代に闇営業の誘いが来たが断った経験があるなどと供述している。テレビ番組等でも他の芸人からの暴露という形で闇営業を行っていたことが言及される場合もあり、一種のグレーゾーンとなっている模様。
受けたい営業があるのに事務所が難色を示す場合、正式な契約を結ぶ時間がない場合などでも、本人と営業先の同意さえあればすぐにでも営業が可能である。
そもそも営業活動のマネジメントを行うために事務所と契約をしているのに、事務所と関係ないところで営業活動を行われては、契約の意味がないのである。それならフリーでやって、という話。
闇営業が所属事務所にばれた結果、契約解除に至ってしまった芸人としてきどゆういち(事務所を通さずCM出演の契約を受けた)カラテカ・入江慎也(振り込め詐欺グループのパーティーに参加し、それを他の芸人にも仲介した)などがいる。
これは事務所に所属しているかどうかに関係ないが、営業相手がどのような人物・団体か、自分で確認・把握しなければならない。会合を盛り上げる仕事に行ったは良いものの、実は反社会的団体の会合だった、ということが世間に知れ渡った場合、「こいつは反社会的人間だったんだ」と思われてしまうのである。知らなかったでは済まされない。
事務所を通した仕事であれば斡旋した事務所の失態で済むが、そうでなければ自己責任である。事務所に所属している人間が行ったのであれば、契約を軽視するとみなされさらに悪印象である。
己の心の闇をさらけ出すことで自らを売り出す営業活動を指すらしい。
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最終更新:2025/04/29(火) 13:00
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