闇霊使いクラリーチェとは (ヤミレイツカイクラリーチェとは) [単語記事]

闇霊使いクラリーチェとは、DMMのブラウザゲーム『千年戦争アイギス』『千年戦争アイギスR』に登場するキャラクターである。
クラスはエレメンタラー、覚醒後はエレメンタルマスター。レアリティはプラチナ。イラスト担当は竹花ノート氏。

概要

	レアリティ	クラス	初期コスト	下限コスト	射程	スキル	アビリティ
覚醒前	プラチナ	エレメンタラー	7	4	290	エレメントエンハンス	闇霊使役
覚醒後	プラチナ	エレメンタルマスター	7	4	305	エレメントエンハンス ↓↑ ダークポゼッション	上級闇霊使役

2017年の4月に実装。同クラスは4人目で闇霊を駆使して戦うユニット。

本人は基本的に攻撃も回復も行わないが、自身配置後にダークエレメンタルが使用できるようになり、そのダークエレメンタルを用いて戦うユニット。

ダークエレメンタルは射程250の貫通範囲攻撃を行う近接枠のトークン。コスト8で15体のストックが有り、3体まで同時出す事が可能。1体のみなら出撃枠を消費しないという特徴がある。

ダークエレメンタル自体の能力は控えめではあるが、クラリーチェの射程範囲内に配置する事でクラリーチェの能力分をダークエレメンタルのステータスに加算され、強化する事が可能。

彼女が実装されて1ヶ月後の2017年 5月には覚醒が実装。エレメンタルを強化できる範囲が拡大し、攻撃力を中心に強化が行われた。

評価

彼女はトークン使役型のユニットの中でもトークン運用に特化したエレメンタラーであるため扱いには少々癖があるのだが、敵の防御と魔法耐性を一切無視する「貫通攻撃」、「本人射程305、トークン射程250」というカバー範囲の広さ（彼女とエレメンタルの配置場所次第ではマップの8割はカバーしうる）、しかも周囲も巻き込む「範囲攻撃」に加えて、攻撃速度も遠距離攻撃できる中では「速い」方。その上で、出撃コストが「本人は4〜7、トークンは8」と強い要素がそろっている。

もちろん、彼女にも弱点はある。攻撃に全振りした結果、「本人もトークンもHPが極めて低い」のである。HPが低すぎるので最弱の敵でさえ、攻撃を数発受けただけで消滅する程度である。エレメンタルはストックがある限り、復活できるがクラリーチェ本人がやられてしまうとエレメンタルも消滅し、再生成も不可能。ただし、「配置場所に気をつける事」、「敵は後から配置したユニットを狙うので先に彼女とエレメンタル置いて壁役を後に置く」事を徹底すればある程度はカバー可能。それでも毒マップはどうしようもできない。ついでに、ダークエレメンタルなのに魔界適正はない。

後に実装された覚醒スキル「ダークポゼッション」を使うと遂に自身も闇魔法で攻撃を行うようになる。長射程での貫通攻撃はなかなかに魅力的。

総じて、極めて強いユニットであることは確かで単騎出撃で神級を最強評価でクリアする動画いくつも上がっている。王子の手腕次第ではとんでもないことをやらかすのが彼女の特徴である。

ちなみに2017年 7月には「貫通の代わりに魔法攻撃」、「攻撃力を減らし、範囲の代わりに3体マルチアタック」、「攻撃性がなくなったので代わりに耐久にステを振った」同職の水霊使いセノーテが実装された。

キャラクター

先天的に得たダークエレメンタルを使役し、ひたすら悪戯を繰り返している問題児。

当然お仕置きを受けるのだが、反省する気はない模様。お仕置きされながら必死に王子を罵る寝室は必見。体は正直。

基本的には人をからかうばかりで素直に本心を見せないが、実は甘えたがりであり、時々それが行動や言葉に滲み出している。

そんなクラリーチェだが交流2にて遂に彼女の過去と行動原理を告白する。

以下ネタバレ

幼少の頃のクラリーチェはダークエレメンタルを制御できないどころかその正体すら分かっていなかった。そのため、周囲の大人からは「悪魔に取りつかれて得体のしれない現象を引き起こす子」と扱われ、気味悪がられていた。
彼女は両親だけは違うと信じていたのだが、その両親も魔物に町が襲われた際にこっそり彼女を置き去りにして逃げてしまう。
こうして身寄りがなくなった彼女は生きるために盗みを行い捕まってしまったのだが、その際店主に事情を話してごはんを貰うことが出来た。
このことから、彼女は自分が興味を引くには悪いことをするしかないという結論に至った。