阿久城よ 単語

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アクシロヨ

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阿久城よ』とは、「田所浩二」名義でリリースされている演歌楽曲である。

AIによって生成された楽曲でありながら、後述するように2024年12月には「収録アルバムApple MusiciTunes Storeの「演歌カテゴリデイリーアルバムランキング1位ランクインする」という事態を引き起こした。

概要

2024年7月12日YouTubeにて、アカウント名「ねっとのにちじょう」により投稿された動画/楽曲。

動画の説明文には

大物演歌歌手田所浩二「阿久城よ」が登場!
日本演歌界で長年にわたりきを放ち続ける大物演歌歌手田所浩二の深みのあると感情豊かな表現力が際立つこの一曲は、心にく珠玉のバラードです。

【曲の背景ストーリー
「阿久城よ」は、古き良き時代日本風景と人々のを描いた壮大なバラードです。歌詞には、戦国時代として名を馳せた舞台に、武士とそのする者とのと別れの物語られています。雄大な姿と、そこに生きた人々の情に浮かぶような美しい描写が魅力です。

などと記載されていた。

だが、「田所浩二」という演歌歌手が「日本演歌界で長年にわたりきを放ち続け」たという事実はなく、「」という実在しないため、上記の記載は全くのデタラメである。ホモは嘘つき

田所浩二」という名称は「真夏の夜の淫夢」(略称淫夢」)と呼ばれるネットミーム界隈で有名な人物「野獣先輩」の氏名として用いられることがあるもの[1]。要するにこの楽曲は淫夢界隈の文脈を踏まえた一種のジョーク/コミックソングと言える。

曲名「阿久城よ」も淫夢関連の言葉(いわゆる「淫夢語録」)のひとつ「あくしろよ」が由来であり、歌詞にも「淫夢語録」が複数盛り込まれている。

2024年8月6日には、同氏によってニコニコ動画にも同じ動画投稿された。

別バージョン

2024年10月17日には、「ねっとのにちじょう」によりYouTubeニコニコ動画に「カバー」と称する動画投稿された。

動画説明文では田所浩二のオリジナルバージョンを「谷岡俊一」という人物がカバーしたバージョン、ということになっている(実際にはやはりAI生成の歌のようだが)。「谷岡俊一」は曲名の由来となった発言「あくしろよ」を発した人物の愛称であるため、オリジナルカバー反転した状況になっているとも言える。

そのままのカバーではなく曲調に変化が加えられており、またオリジナルでは「(きみ)とともに」「(きみ)よ 抱いて」となっていた歌詞が、こちらのバージョンでは「田所(きみ)と共に」「田所(きみ)を抱いて」となっているなど、アンサーソング歌詞アレンジされている。

また、オリジナルでは「け」という歌詞を「かがけ」と発してしまっていたAI特有のミスが2箇所あったが、こちらのバージョンではなぜか片方は発が「かがやけ」に訂正され、もう片方は「かがけ」のままとなっている。

音楽配信サービスでの配信

さらに2024年12月9日には、iTunes StoreApple MusicSpotifyYouTube MusicLINE MUSICAmazon Musicなどの各種音楽配信サービスにて、本楽曲を含む演歌アルバム田所浩二 ベストヒットメドレーTHE BEAST』 ~演歌界の"野獣"、伝説哮が今ここに~』が配信開始されてしまった。このアルバムは、本楽曲も含めた全ての収録楽曲がAI生成演歌のようだ。

しかも、2024年12月10日2024年12月12日には、このアルバムApple MusiciTunes Store日本地域での演歌部門のデイリーランキング1位ランクインしてしまった。(絶望

田所浩二 ベストヒットメドレーTHE BEAST』 ~演歌界の"野獣"、伝説哮が今ここに~

Apple Music演歌 演歌 トップアルバム日本1位2024年12月12日
iTunes Store演歌 演歌 トップアルバム日本1位2024年12月10日
Apple Music演歌 演歌 トップアルバム韓国 • 6位 • 2024年12月11日[2]

これは、「AIによって作成された演歌が、楽曲セールスチャートで第1位記録した」最初の例ではないかと思われる。なんだこれはたまげたなあ

なお『阿久城よ』単曲でも、2024年12月16日iTunes Store日本地域での演歌ランキングで24位にランクインしていたようだ。[3]

ちなみに前述の谷岡俊一バージョンシングルとして配信されている。こちらは「歌謡曲」という区分で配信されているらしく、2024年12月27日iTunes Store日本地域での歌謡曲ランキングで50位にランクインしていたようだ。[4]

カラオケ配信却下

2025年1月8日には、「ねっとのにちじょう」公式YouTubeアカウントコミュニティにて以下の文面でカラオケ配信予定の告知がなされたexit

JOYSOUNDでの配信予定日が確定しましたので、お知らせいたします。


リリース種別 : カラオケ
リリースタイトル : 阿久城よ
リリースアーティスト : 田所 浩二
配信開始予定日 : 2025-01-18

リリース種別 : カラオケ
リリースタイトル : いい世、来いよ
リリースアーティスト : 田所 浩二
配信開始予定日 : 2025-01-18

本楽曲「阿久城よ」の他にも配信されるという「いい世、来いよ」もまた「ねっとのにちじょう」が過去投稿した動画/楽曲であり、前述のアルバム田所浩二 ベストヒットメドレーTHE BEAST』 ~演歌界の"野獣"、伝説哮が今ここに~』にも収録されている。

「ねっとのにちじょう」の投稿動画の中で、ニコニコ動画では「阿久城よ」が最も再生数が多いのだが、YouTubeでは「いい世、来いよ」の方が「阿久城よ」をいでトップ再生数となっている。おそらくこの再生数状況を加味しての選曲であると思われる。

だが、2025年1月17日には同じく「ねっとのにちじょう」公式YouTubeアカウントコミュニティにて、「阿久城よ」の方の配信は却下されたとの続報が伝えられたexit

重要なお知らせ  1/18 リリース予定でした「阿久城よ」ですが、JOYSOUNDより配信が却下されました。

楽しみにしていた皆さん大変申し訳ございません。

指摘したからJOYSOUNDは淫夢厨ってバレましたよ。

ただし2025年1月18日から「「阿久城よ」も歌えた」という報告が写真付きでネット上で数件投稿されているようであり[5]、正確には「一旦配信されたが取り消しの手続きが開始された」というところなのかもしれない。

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *詳細は「田所浩治(佐倉市)」のニコニコ大百科記事を参照。
  2. *田所 浩二 | TuneCore Japanexit より
  3. *同上
  4. *阿久城よ by 谷岡 俊一 | TuneCore Japanexit より
  5. *例1exit例2exit例3exit例4exit
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最終更新:2025/02/13(木) 02:00

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