簡単に言うと「尊敬されてしかるべき聖者」の事。「あらはん」とは、サンスクリットでのアルハットの読みを当て字にしたものである。
詳細はWikipedia並びに詳細資料、または仏教学者にお願いするとして、元々はインドの宗教において「尊敬される修行僧」の事を言うそうで、中国と日本に伝わった際に、釈尊の弟子の修行の姿を理想的な修行者、目指すものとしてこの言葉があてられたらしい。尚、釈尊の尊称でもあったそうな。
略称としては「羅漢(らかん)」が有名だが、なんだか強そうである。元を辿れば日本での仏教用語の殆どがサンスクリットの当て字のため(南無~など)、漢字自体の意味とは別だけど。
また、香港カンフー映画『南北少林』の邦題としても使われた。ジェット・リー(リー・リンチェイ)が活躍する『少林寺』シリーズ三部作の最終作にあたる。
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2 ななしのよっしん
2014/12/17(水) 17:15:01 ID: vOzDA35g49
阿羅漢も菩薩も如来も宗派によって細かい解釈が変わってきますので詳細はご自分のお家の宗派のお寺さんにお聞きになったほうが良いかと。
3 ハハ
2019/08/21(水) 17:01:07 ID: HS+JnUdKh5
ガンダムで例えれば、仏陀がガンダムで阿羅漢がジム。仏陀の方がスペック(説法や指導の能力や運や神通力)が高い分コスト(功徳)がかかる。阿羅漢は殺人鬼や殺生を重ねた人でもなれることもある。単純に解脱したいなら阿羅漢、どんな生き物も救いたいと思うなら菩薩を経て如来を目指した方がいい。阿羅漢が賢者で菩薩が勇者みたいなものかな。
4 ななしのよっしん
2019/10/08(火) 21:58:55 ID: AmQ+GuEkek
タイやスリランカなどの上座部仏教だと阿羅漢は悟りを開いた最高の境地だよ。
その意味ではブッダとまったく同じ。
ただ釈迦という師匠がいることで悟ることができたわけだから、独力で悟って仏教を開いた釈迦だけを尊敬の意味を込めて「ブッダ」と呼んで区別してるだけ。
菩薩はまだ修行段階で悟りは開いてないので阿羅漢よりも下。
遠い未来に人間界に生まれて悟りを開いてブッダになると予言されている弥勒菩薩も、まだ他の世界で修行中だから菩薩ってついてるんだよね。
将来人間界で悟りを開いたら「弥勒仏」になる予定。
北伝の大乗仏教だとここらへんがだいぶ違っていて、悟りを開く=仏(ブッダ)なので釈迦以外も仏と呼ばれるし、菩薩は阿羅漢よりも上の存在になってるし仏になることを目標としてる大乗仏教で阿羅漢は結構冷遇されてる。
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最終更新:2024/04/24(水) 19:00
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