「雪ミク」は、冬の北海道を応援するキャラクターです。2010年の『さっぽろ雪まつり』で"真っ白い「初音ミク」の雪像"を作ったことをきっかけに誕生し、それ以来「雪ミク」が主役のフェスティバル『SNOW MIKU』が毎年北海道で開催されています。
『SNOW MIKU』はさっぽろ雪まつりの期間に合わせて、クリプトン・フューチャー・メディアが主催するイベントである。雪ミク(初音ミク)が主役となって北海道の冬を盛り上げる。
公式の記載に合わせ、年度は年を跨いでからのもので表記する。(例えば、2018年から2019年にかけての冬は「2019年」と表記する)
雪ミク生誕の年。今までの初音ミクになかった白と青を基調としたデザインが衝撃を与えた。
この時、特に人気だったのはグッドスマイルカンパニーから発売された「ねんどろいど 雪ミク」である。特設の物販会場が設けられた地下鉄の駅、札幌市営地下鉄東豊線栄町駅は見事にみっくみくにされていた。(痛駅を参照)
その翌年の2011年、第62回さっぽろ雪まつりでは街全体がみっくみくにされていたといっても過言ではなく、路面電車・北海道新聞にも雪ミクが登場。
更に、イベントが多数開かれ、雪まつりに合わせてSNOW MIKU for SAPPORO2011が開催された。雪まつりでは雪像に加え、氷像も作られた。一方、グッスマはこの年も2011年モデルとして「ねんどろいど 雪ミク たのしい雪あそび・エディション」を発売した。また、第62回さっぽろ雪まつりに合わせて2011年1月27日には「初音ミク -Project DIVA- 2nd」で、31日には「初音ミク -Project DIVA- Arcade」でそれぞれ雪ミクのモジュールが配信された。
2011年12月18日には、新たに公募と投票でデザインが決定した2012年バージョン「ふわふわコートの雪ミク」についての情報がお披露目され、翌19日から札幌市の路面電車をフルラッピングした「雪ミク電車」の運行(~2012年3月30日まで)ならびに、「初音ミク -Project DIVA- Arcade」の雪ミク2012モジュール配信が開始された。
翌年1月20日には新千歳空港において雪ミクのカプセルフィギュアが他の北海道名物のカプセルフィギュアと混ざって発売され、また、2月10日から雪ミクの切手が発売され(さらに11日には中の人の藤田咲が札幌中央郵便局の一日郵便局長を務めた(バイトから昇進したわけではないことに注意)、2月6日から北海道のファミリーマートがコラボするなど雪ミクはさっぽろ雪まつりになくてはならないものとなってきている。
しかし、肝心の雪ミクの雪像が気温の影響で倒壊。近くを歩いていた女性が巻き込まれ怪我をするという事故が発生した。なお、2月11日に雪像は倒壊対策を充分に施された上で再建された。・・・目が怖いと評判である・・・
2013年の雪ミクは、前年6月にコスチュームが決まるという早さ。色合いがそれまでの青を基調としたものから、ミクの髪の毛の色をそのまま生かしつつ赤を加えたものとなった。[1]ちなみにこの色合いは「いちご大福」と形容されている。
その結果、記念グッズとしていちご大福が作られたり、ファミリーマートの雪ミクタイアップ商品もいちごづくしとなった。
また、雪ミクのグッズやイベントと直接関係があるわけではないが、2012年12月6日発売の「龍が如く5」では、さっぽろ雪まつりの風景が登場し、その中にミク雪像があったりする。(動画の56秒あたり参照)
2014年の雪ミクの衣装は、「魔法少女」というテーマを事前に指定した上で募集された。
魔法少女らしくペットも同時に募集され、ウサギに決まった。[2]その名前も公募され、「ラビット・ユキネ」という名前に決定した。[3]以降雪ミクとともに活躍するようになる。その活躍ぶりは「ラビット・ユキネ」の記事を参照。
また、公式で初めてテーマソングが設けられた年でもある。(テーマソング自体は2013年度も存在したが、そちらはあくまで「公認」という扱いである)
>2015年の雪ミクの衣装は、「植物」というテーマを事前に指定した上で募集された。雪ミク、ラビット・ユキネ共に北海道の代表的な花である「すずらん」をモチーフとした装いとなっている。
2014年10月24日にオープンしたばかりの「ミライスト・カフェ」ではコラボメニューが展開された。
2014年12月20日には雪ミクスカイタウンもオープンするなど、雪ミクにとっては躍進の年となった。
衣装のテーマは「北海道の冬を楽しむウインタースポーツ」。昨年までのファンタジーな装いから一変、現代的な装いの雪ミクとなりイメージががらっと変わった。
2016年の開催期間は、2016年2月5日(金)~2月11日(木)
公式ページへのリンクは関連リンクを参照。公式ページにはイベントスケジュールも。会場は、さっぽろ雪まつり大通会場11丁目とサッポロファクトリーとSound Lab moleとなった。
雪ミク雪像は毎年恒例となる、さっぽろ雪まつり大通会場11丁目に展示された。
衣装のテーマは「北海道の冬をイメージした星空/星座」。この年の衣装は中国人がデザインしたものが採用され、外国人による衣装デザインとしては初の快挙となった。夜空をイメージした暗い群青色、指揮者をイメージした燕尾服のようなデザイン、アイテムの指揮棒が特徴的。
「星」がテーマとのことでプラネタリウムとのコラボなども行われた。
衣装のテーマは「北海道の雪をイメージした『どうぶつ』」。この年から雪ミクとラビット・ユキネの衣装デザインをセットで募集するようになった。北海道の道鳥にも指定されている「タンチョウ」と巫女をイメージした和のデザインとなっている。
衣装デザインの公募が開始されたのは動物をテーマにしたアニメ「けものフレンズ」が話題となった時期と重なり、奇しくも「動物」づくしの年となった。(寧ろ同作品の影響を受けたような気がしてならない)その流れからか「けものフレンズ」ともコラボを行い、ラビット・ユキネもフレンズ化して仲間入りを果たしている。
こちらも当然の流れというべきか、「動物」ということで札幌市円山動物園ともコラボを行った。(こちらは同時に「けものフレンズ」ともコラボを行っており、3者入り混じってカオスなことに)
衣装のテーマは「北海道の雪をイメージした『プリンセス』」。きらびやかなドレスやキラキラとしたティアラなど、まさにプリンセスにふさわしい豪華な装い。二重構造のスカートやティアラが僅か右に傾いていたりと、アシンメトリーなデザインも特徴的。なお衣装デザインを担当したのは2017年にもラビット・ユキネの衣装デザイン手掛けたのと同一人物で、2度採用となるのは史上初の快挙。
この年は「雪ミク10周年」という記念すべき年で、歴代の雪ミクに関する展示が行われたり、歴代の雪ミクがデザインされたスタンプラリーなども開催された。展示については、さっぽろ創生スクエア内の「SCARTS」が会場となったが、その前の年、2018年5月31日にオープンしたばかりの札幌を代表する高層ビルである。
また大通会場11丁目毎年恒例の雪ミク小雪像だけではなく、大通会場2丁目には雪ミクAR雪像、そして大通会場4丁目には何と初音ミクと戸山香澄(バンドリ! ガールズバンドパーティ!)とのコラボ大雪像が制作された。もちろん、初音ミクが大雪像になるのは初の出来事である。
雪ミク電車内には、奇しくも同じ10周年を迎えるProject DIVAシリーズのポスターが掲示され、「雪ミク2019モジュール」が描かれていた。前年には毎年恒例の雪ミクモジュールが配信されなかったことで実装が絶望視されていた中、期待の高まる広告にファン達は大いに沸いた。(その後は無事に配信され、何と「雪ミク2018モジュール」とセットで配信されるという豪華ぶり)
さっぽろ雪まつりが「初音ミク」づくしとなる、まさに「雪ミク10周年」にふさわしい特別な年となった。
衣装のテーマは「北海道の雪をイメージした『楽器』」。雪ミクは「ホルン」をモチーフとした、マーチングバンド風の衣装。ラビット・ユキネはトランペットを携えている。この年の衣装デザインも中国人が担当しており、2017年、2018年、2019年に次ぎ、外国人がデザインする衣装が採用されるのはこれで4年連続の採用となる。いかに雪ミクが国境を越えて愛されているかが伺えるであろう。
サッポロファクトリーでは「音」をテーマにした展示などが行われた。またSEGAの出展では、発売間近となる「初音ミク Project DIVA MEGA 39's」、そして前年のマジカルミライで発表され話題となった「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」の体験プレイイベントなどを行った。
毎年恒例の雪ミク小雪像のほか、「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」とコラボした中雪像が大通会場7丁目に制作された。
余談だが、この年のさっぽろ雪まつりは中国で新型コロナウイルスが感染拡大していた時期の開催となり、(とりわけ中国からの)海外観光客の減少や、団体での児童の来場取りやめが影響し、前年に比べて来場者が激減した。
衣装のテーマは「北海道の雪をイメージした『イルミネーション』」。衣装デザインは日本人が担当しており、実に5年ぶりの出来事である。木々をイメージしたスカートや髪飾りに電飾があしらわれていて、時計がモチーフとなっている帽子をかぶっている。さっぽろホワイトイルミネーションや時計台などを彷彿とさせる、「札幌愛」に溢れたデザインとなった。
なお、この年はメイン会場を小樽市に移しての開催となり、SNOW MIKUとしては初の試みとなる。(さっぽろ雪まつりが新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となり、雪像は大通会場ではなくさっぽろ羊ヶ丘展望台にて展示)会場のウイングベイ小樽は小樽築港駅に直結しており、JRを使用する場合はアクセスが容易。
衣装のテーマは「北海道の冬をイメージした『海』」。船長を意識した帽子、海の波のような独特の形状のツインテールなどが特徴的で、「蟹」のモチーフがあちこちに散りばめられている。短パンを履いており、雪ミクの衣装デザインとしてパンツスタイルが採用されたのは意外にも初めてのことである。
前年に引き続きウイングベイ小樽での開催となる。さっぽろ雪まつりでの小雪像制作が予定されていたが、この年も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、オンラインでの公開となった。オンラインさっぽろ雪まつり2022では小雪像の制作過程を紹介したり、公式テーマソングを用いたライトアップショーの動画が公開されたりした。
なお、この年は毎年恒例で行われていた雪ミク電車の運行が中止となった。詳しい経緯は雪ミク電車の記事を参照。
衣装のテーマは「北海道の冬をイメージした『空模様』」。2013年や2018年のように「和」の要素が取り入れられたデザインとなっており、夜明けの空をイメージした薄い青紫~赤紫系統の淡い色合いの衣装である。アイテムの大きな筆が印象的だが、作者によると空を描くためのものだと言う。
「雪ミク」はさっぽろ雪まつりに合わせて開催されるイベント『SNOW MIKU』のアイコンとしてだけではなく、北海道を応援するキャラクターとしても重要な役割を果たしている。道内の各企業と積極的にコラボを行い、北海道を拠点に活動している。世界で活躍する(雪ミクではないほうの)「初音ミク」とは明確に、その活動拠点が異なっているのも特徴。
なお、この場合の雪ミクは冬に限定せず通年で活動しており、2011年の衣装デザインを元にしたビジュアルが使用されることが多い。
詳細は「雪ミク電車」を参照
2014年12月20日に新千歳空港内にオープンした、「雪ミク」をテーマにしたショップとミュージアムの複合施設。ショップでは雪ミクはもちろん、ラビット・ユキネ、ピアプロキャラクターズ(初音ミクをはじめとするバーチャル・シンガーたち)のグッズまで取り揃えている。またSNOW MIKU期間中は関連グッズも一部取り扱う。
入場無料の雪ミクミュージアムでは等身大の雪ミク、数々の雪ミクグッズやイラストが展示されている。
北海道ぐるっとシアターでは北海道の魅力を感じることができる映像を上映している(有料)。
2020年4月22日から2020年7月1日まで新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされた。それと同じ時期にサイト通販でグッズの販売が開始され、遠隔地からも雪ミクグッズの購入が可能となった。なお、シアターについては引き続き休止中。(2020年10月23日現在)
掲示板
108カクレタイクマノミ
2022/02/19(土) 16:43:50 ID: xL5AeHjBvY
SNOW MIKU 2022と2023についてどなたか書いていただけないでしょうか
(私は一般会員なので書けません。お願いします‼)
109ななしのよっしん
2022/02/19(土) 18:42:59 ID: XRbRKMjTXG
>>108 もしお詳しいのであればユーザー記事のスペースを利用して文章など書いていただき、「一般会員記事作成記事編集依頼スレ」の方で提出いただくという形式を取ることもできるかと思います
110ななしのよっしん
2022/03/25(金) 14:06:40 ID: sPJHwkTCdS
SNOW_MIKU_テーマソングリンクじゃなくSNOW_MIKU_テーマソングをマリンスノウで公式がタグロックしたことを受けて全てのタグをそちらに変えておきました。こういう事態に柔軟に対応してこそのニコニコのタグ機能
急上昇ワード改
最終更新:2023/03/21(火) 14:00
最終更新:2023/03/21(火) 14:00
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