落雷とともに現れると言われる妖怪で、日本各地に伝説が残る。各種古典の容姿の記述から、ハクビシンが雷獣と見做されていたとする説がある。
雷獣とは、『東方Project』の書籍作品『東方茨歌仙』に登場する茨木華扇が飼っている妖獣。
雷獣は雷を呼ぶ非常に珍しい獣だが、雷を呼ぶと同時に毒を放つ。その毒にあてられた者は何も考えられなくなり、やがて廃人化してしまう。この毒に当てられた際は、トウモロコシを芯ごと砕いて飲むことで立ちどころに回復するという。雷獣の主食もトウモロコシである。
初登場は茨歌仙第六話『雷の持つ見えない毒』。かつて博麗神社で暴れていた(この時、神社の裏の巨大なミズナラの樹が落雷によって裂けたと思われる)ところを華扇が捕まえたという。華扇は雷獣をかなり可愛がっているらしく、久しぶりに姿を見た際には大変喜んでおり、話しかける際の口調も砕けたものだった。しかしその一方で、冬の間は大人しくなるという性質から、存在を忘れて放置したりもしていた。その後、雷獣は無事にペットに復帰したようで、月刊ComicREX2011年7月号に掲載された茨歌仙出張版4でも姿を見せている。華扇の一発芸『雷獣の電気を使った超サ●ヤ人』は必見である。
第六話掲載時点ではカラーイラストが存在していなかったが、出張版4及びコミックス第2巻の口絵には雷獣のカラー絵が載っており、体色は白、タテガミは青、瞳は赤で描かれている。また詳細な設定画がコミックス第2巻に掲載されており、体長20cm、全長40cm強。どんぐり眼で細長い指を持つ脚の様子が描かれている。同設定画にはその容姿について「イタチとヤマネのあいのこみたいな…」というメモが書かれているが、見た目はほぼヤマネである。
そのもふもふで愛らしい姿に魅せられて何も考えられなくなり、やがて廃人化してしまう雷獣ファンも多い。
東方深秘録にてこの雷獣と思しきペットを使った技が登場。
その技名が「務光」であることから、これがこの雷獣の名前だと思われる。
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最終更新:2024/04/18(木) 14:00
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