いんなあとりっぷの
霊友会
1923年に久保角太郎が若月チセ、戸次貞雄とともに『霊友会』という団体を作り、翌1924年に久保の実兄である小谷安吉と妻の小谷喜美により在家仏教団体として発足した。
霊友会は先祖供養を重視しており、各家に『総戒名』という先祖全員をひっくるめた戒名がつけられる他、「誰かの家に嫁ぐと実家の先祖供養が出来なくなる」という不安を解消させるべく、霊友会では夫婦両家の先祖供養が行われている。菩提寺や先祖との関係を大切にしているので、入会しても宗旨替えをする必要がないという、当時の仏教団体としては珍しい教義がある。
また霊友会にはかつて庭野日敬(立正佼成会 開祖)および長沼妙佼(立正佼成会 脇祖)が所属していたことから、立正佼成会でも前述の総戒名をつけたり両家先祖供養をするなど、霊友会が立正佼成会に与えた影響力は強かった。なお庭野と長沼は1938年に当時会長の小谷喜美と対立し霊友会を出て行った。
霊友会について紹介する上で歴史と教義に次いで欠かせないのが霊友会の行っている社会貢献活動『おもいやり連鎖運動』である。この国に同じ命をもらったことに感謝する気持ちを社会のために生かすことをコンセプトとしており、清掃活動などの環境保持、福祉交流など様々な活動を全国47都道府県で展開している。また、おもいやり連鎖活動の一環として『ありがとう こだま基金』という寄付金活動も行っており、集まった寄付金は学校に通えない子供たち、お年寄り、障碍者、自然災害における被災者などへの支援金として個人や団体へ寄付されている。
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最終更新:2024/04/20(土) 03:00
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