霞ヶ丘詩羽とは (カスミガオカウタハとは) [単語記事]

この記事は、「原作（既刊）」のネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

概要

所属	豊ヶ崎学園3年C組「Blessing software」
担当	シナリオ
身長	168 cm
誕生日	1月31日
CV	茅野愛衣

本作に登場する目立つサブヒロインの1人。コミカライズ「冴えない彼女の育てかた恋するメトロノーム」ではメインヒロインである。
周りからの呼称は「詩羽先輩」「霞ヶ丘先輩」「霞ヶ丘詩羽」「詩(しー)ちゃん」等。
本作のイラストレーター深崎暮人と担当編集のお気に入りで、隙あらばゴリ押しに来るらしい。_{加藤ェ・・・}

黒髪ロング、巨乳、黒ストッキング。これだけでキャラ立ちまくりです。
「豊ヶ崎3大有名人」の一人に数えられる程の眉目秀麗さを持ち、成績も常に学年トップである。その為下級生からの人気は熱い。かといって優等生という訳ではなく、授業中に平気で居眠りしたり、後述を理由に学校に来なかったりすることもある。また普段は無表情で口数が少ないが、いざ喋りだすと毒舌かつ爆弾発言をするので教師や同級生からは恐れられている。故にボッチ。

その正体は、不死川書店のファンタスティック賞に選ばれ、新進ライトノベル作家としてデビューし、処女作「恋するメトロノーム(全5巻)」を累計50万部売り上げた「霞詩子」。既にいくつもの修羅場を経験しているために業界ネタに詳しく、かなり生々しい話をする時がある。おそらく作者の愚痴も入ってるかもしれないが気にしてはいけない。
また本人が修羅場に到達するとキャラ崩壊し、自らが作った登場人物が憑依したかのような言動を発する。

安芸倫也とは、初めて行ったサイン会で言葉を交わし、自身のファン第一号として交流を深めていた。が、ある日を境に彼を「倫理君」と呼ぶようになり、以降連絡を取ろうとしていなかった。しかし彼の熱意に心を打たれ、ゲーム製作を手伝うことになる。
倫也に対しては目に見えて好意的で、たまに彼や自身を用いてとんでもない下ネタをぶっこんではツッコミを入れられている。そして隙あらば彼の貞操を狙っている。

逆に澤村・スペンサー・英梨々のことを敵視しており、事あるごとに彼女を貶めるような発言をしたり、倫也にちょっかいを出して挑発したりしている。しかし、イラストレーターとしての実力は認めているようで、曰く「柏木エリの熱狂的ファン」で「信者」であるとのこと。

（以下7巻ネタバレ）
冬コミの際、突然現れた紅坂朱音に名作 RPGのシナリオを担当してくれと誘われ、英梨々とともに「Blessing software」を脱退。これに関する行為を「裏切り」であると称し、倫也に謝罪をした。その後、初顔合わせで大阪に行く際、見送りに来た倫也に（英梨々の目の前で）キスをして「諦めるのを諦める」宣言。早応大学への進学も決まっており、彼女の今後の活動も見逃せない。
（ネタバレ終わり）

恋するメトロノーム

人気ライトノベル作家・霞詩子の処女作。全5巻。彼女の生まれ故郷である和合市を舞台にしたラブコメ。
ラブコメとはいいつつも、主要人物は主人公とヒロイン2人のみという見事なトライアングラーである。
物語的にくっつくはずであったヒロインを捨て、もう一人との交際で結末を迎えたことは、各地で賛否両論の意見が飛び交ったという。
なお、編集部的には当初まったく売れなかった故に3巻で打ち切りにしようとしていたらしいが、謎のオタブロガーTAKIによる霞詩子ファンサイトの影響で急激に売り上げがアップ。最終巻である5巻を含め、累計50万部という異例の売り上げを博したという。