露骨な狩人とは (ロコツナカリウドとは) [単語記事]

露骨な狩人とは主にTAS動画につけられるタグ、あるいは狩人その人である。

露骨な概要

最速攻略が基本のTASにおいて、一見無駄にも見える行動をしている狩人がいる。

強制スクロール面など時間短縮が図れないような場面、
魅せプレイや暇つぶしに無駄に遊んでいる場合もあるにはあるが、そうでない場合は当然ながら……

無駄なわけではない。

乱数調整と言われるものでゲーム内のランダム要素を決めている乱数を意図的に動かしているのである。
それは敵の出現パターンを操作する、複数存在するドロップアイテムから目当ての物を引き当てる、即死技や回避を確実に決めるためなどに行われており、結果としてそれは狩りを最速で進行させる為の手段となっている。

ﾎｯﾊ!

TAS 動画の中では様々な調整が行われている。
どこで何を調整しているのかわからないもの、どう見ても調整としか思えないものまでその種は多岐に渡る。

【主な露骨調整】

・スクワットをする
・突然停止する
・その場でデタラメに動く
・引き返す　　　　　　　　　　等

【発動スキル】
・露骨（大）　前述の露骨調整行為をスムーズに行うことで、目的の物品を確実に採取する
・露骨（小）　敵の方から攻撃に当たりに来る、　毒キノコを強走剤として服用できる　　　　　　等

これらによって世に普く狩人達最大の敵である「物欲センサー」「アタリハンテイ力学」etc.を討伐している。

RTAの延長線上から離れ、乱数調整を本格的に組み込んだ狩人に良く見られるが、バグの最適化が大部分を占めるようなTAS以外ではさらに極まってくると乱数調整が最適化に組み込まれるようになり、どこで調整しているのか解からないなんて場合も出てくる。