須賀京太郎とは (スガキョウタロウとは) [単語記事]

「須賀京太郎」とは、小林立の麻雀漫画「咲-Saki-」に漂う登場人物・・・（やや空気）であり、主に清澄高校麻雀部で確認されている。もしくは、同作中の綺麗な背景の一部である。

清澄高校麻雀部のヒロインかもしれないが多分リアクション担当である。しかし（本編進行速度や他校のキャラ充実な影響もあり、メインキャラの掘り下げ含め）出番は少ない。

女子部員が多い麻雀部で女子チーム戦を描くため、本編ではサポーター役を担う。

掲載紙が掲載紙だったり、媒体がラノベやギャルゲーだったら間違いなくチート発揮する主人公になったのだろうが百合漫画（アニメ）だから仕方ないね。

そんなわけで、スピンオフである日常系よりの作品「咲日和」での活動がやや多め。

概要

主人公『宮永咲』と中学時代から同じクラスという恵まれた環境で育った、清澄高校の1年生で麻雀部唯一の男子部員である。

麻雀の腕は素人同然。原作では役を全て覚えていない状況だが、アニメ化の際に役だけは全て覚えていることになった。

宮永咲を麻雀部に勧誘した張本人であり、同部のタコスだじぇ、こと片岡優希の漫才に付き合ったりする（後にエネルギー源のタコス補給や精製も担当）。

美少女に取り囲まれている環境ながら、度胸の二文字を装備していない上に、メイド姿の片岡優希がロングスカートをめくってパンツパイパンをもろ見せするうらやましい状況が発生したにも関わらず「い・ら・ねー」と返す等、空気なのに空気が読めない。偶然片岡優希を押し倒した際にエロゲな展開になったにも関わらず、フラグをへし折る等、漫才の相方程度の反応を示す百合百合しい作品に登場する男キャラとしては安心出来るポジション。

前述の通り咲と幼馴染というおいしいポジションで、順当に行くとフラグが立ったはずだが、彼が一目あこがれる原村和がそっちにご執心なため##この概要は振り込みました##

ちなみに本作では男女別にインターハイや全国大会などの麻雀試合が設けられているが、彼も一応参加しあっさり敗退を受けている。当世界の男子麻雀も女子に劣らず強豪がひしめく状態の中、彼が活躍する日は来るのだろうか（作者の展開（またはスピンオフ発注））にご期待ください。

とにかくこの作品の中で京太郎の不遇っぷりはトップレベルである。

まずは原作でもただでさえ女性贔屓で百合百合しい作風のため目立てないというのに、麻雀が弱いという設定が拍車をかけてますます存在感が薄い。咲と幼なじみだったりタコスと仲が良さげという、フラグに成り得る要素も百合の前では無力。とりわけ百合押しが強いアニメでは一層スタッフによる虐めが酷く、合宿にはおいてかれたり存在を忘れられおみやげを買ってもらえないといった始末である。メインキャラクターと近い位置にいる存在なのにごらんの有様だよ！

挙句の果てにはアニメオリジナルの大会描写でギャグみたいな勢いで大物手が直撃しまくってボロ負けする姿を晒した後で高校麻雀では実力が女子＞＞＞男子である事、アニメオリジナル含めたスピンオフ描写は全て原作者完全監修の元で描かれている事、男子麻雀は大物手が非常に少なく地味である事が原因で女子麻雀に比べて人気がない事が原作者の公式ブログで明記されている。それでこれなものだから予選敗退が県予備予選最下位敗退まで現実味を帯びて来るレベルである。