風見くく 単語

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カザミクク

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あの風見くく(かざみ くく)は、バーチャルYouTuber。元・有閑喫茶あにまーれメンバーななしいんく(旧・774inc.)所属。

活動期間2020年2月15日

概要

東京都北区赤羽のどこかにあるという、有閑喫茶あにまーれで働く厨房担当の店員[2]

ニワトリの子で、「風見鶏」と英語圏でのニワトリの鳴きCock-a-doodle-doo(クックドゥドゥルドゥー)」が名前の由来。

ニックネームは「くくたそ」。ファンネームは「くくふぁーまー」。

自称なしチキン」の通り、低姿勢で謙虚な僕っ子。性別は不詳で、「性別『くく』」ともされている。普段は敬語調で話しており、他人の名前774inc.Vtuber称、外部のVtuberなどはさん付けで呼ぶが、同期メンバー柚原いづみに対してはしみを込めて「いづみィ」と呼び捨てにしている。いづくくてぇてぇ

デビュー当初はメンタルとおが弱いというキャラクターであった。活動を進めるうちに少しずつをしており、時折弱気な部分を見せつつも、いわゆる「陽キャ」的な言動をすることも多くなった。

ETC車載器、碇シンジ葛城ミサト野原しんのすけなどの多声真似ができる。声真似によりアイデンティティを失いかけた結果ハリネズミ化し、「ハリネズミさん」というマスコットが誕生した[3]。後に「まるみおびた」というモグラモチーフとしたマスコットも登場している[4]

歌も上手く、低音イケボからロリボイスまで使いこなせており、かの『初音ミクの消失』の高速歌詞も歌いきれる。しかし、これらの特技に対する本人の自己評価は低く、「宴会芸」と謙遜している。ちなみに、学生時代の音楽の成績は2だったらしい。喉をやられることが多いため、よくハチミツを摂取している。

「でしょうね」「因果おっほっほ」「ピヨォ…」「いてぇです」「どうして…」「オモロ」「み」「嫌どす」など独特の口がある。下ネタに寛容で、むしろ自分から小学生レベル下ネタ(いわゆる「う○こち○ちん」。本人は「ウンツィ」とも)をぶっ放している。

あにまーれの他のメンバーと絡むときにはツッコミ役に回りがちで、エコーをかけながらのツッコミをすることがある。一方で、花畑チャイカと「バードストライク」なるコンビを組んでド下ネタコントを演じたり、因幡はねるの配信内で平成の懐かしリズムネタを堂々と披露したりなどの芸人ぶりも発揮している。コラボ相手や視聴者に対して、よほどひどいものでない限り言動を全肯定しており、気遣いの上手さも評価されている。

配信内容は、雑談、歌、ゲーム実況メインゲームは結構うまく、事前ゲームの下調べをして臨んだり、某課長りにコツコツと進み諦めないプレイを見せたりする。レースバトルロワイヤルの『フォールガイズ実況では、『This game』『Butter-Fly』などをゲームに合わせた替え歌にしつつ歌いながらプレイし、優勝してしまうという芸当をやってのけている。『Phasmophobia』や『モンスターハンターライズ』などの得意ゲームでは、コラボ相手にアドバイスするなどの「引率プレイ」をすることもある。

他のVtuberとのコラボ配信も積極的に行っている。当初は柚原いづみまり・伊東ライフとの「まらいくコラボが定番だった。2022年現在は、アルランディス成瀬鳴ヒラとの「まとまらない四人」コラボが多く行われている。

2021年11月14日YouTubeチャンネル登録者数が10万人を突破した。

2023年1月13日より、手術入院のため半月ほど活動休止。

2023年3月21日より、プロダクション名が774inc.からななしいんくに変更され、全所属ユニットの統合、ななしいんくへの一本化がされたことにより、有閑喫茶あにまーれとしての活動は終了。ななしいんく所属タレントとして引き続き活動する。

2023年9月23日の配信「風見くく生誕LIVEENDING NOTE─」をもって、「一旦のエンディング」として活動休止した。

2023年11月13日に復帰。髪型サイドが長くなり、イケメン要素が強くなるなどのイメージチェンジを果たした。また年齢16歳から18歳となった。なお、身長148cmのままの模様。口調は敬語は継承しつつ、一人称が「」になった。

エピソード

初回配信では、冒頭で顔にイャンクック先生イラストを貼り付けた状態で、イケボ調の自己紹介を行った…と思いきや、1分ほどで挫折。ヘタレた弱気の自己紹介に変わってしまい、視聴者からの「かわいい」のコメントを誘った。後半は数々の声真似や、ポケモンBWの『心のファンファーレ』(アカペラ)、あにまーれオリジナル曲『ふぁんふぁーれ』(メンバー声真似つき)を披露し、レベルの高い「宴会芸」で視聴者驚愕させた。

あにまーれ入店前は、なにかにつけて自分に自信が持てない性格で、自ら「虚無」と例えていたくらい表情に乏しく、人付き合いもなかったことを明かしている。しかし、2020年3月16日因幡はねるの配信「Vのから騒ぎ 新人Vtuber編」では、「少しだけ自信が持てるようになった。自分でも不思議なくらい笑うようになった」と前向きな発言をしている。また、初配信では「30分も持たない」としていたが、半年後には2時えの雑談配信も行えるようになっており、成長がうかがえる。

2020年6月13日から14日のあにまーれ2周年企画あにまーれ感謝祭」では、「あの人に会いたい」のコーナーにて、ファンであるVtuberのコーサカ(MonsterZMate)との通話が実現し、感のあまり号泣してしまった。この感謝祭で「何かを吸収しすぎた」らしく、以降の下ネタの頻度が上がっている。
また、この時に会いたい人のひとりに挙げていた、「自分を大蛇丸と信じて止まない一般男性」ことYouTuberとっくんとも、2021年2月21日コラボ配信を行った[5]

2020年9月9日誕生日には、チャンネル登録者4万人記念も兼ねた、約4時間半の40曲耐久歌配信を行った。

2020年9月12日3Dお披露配信では、普段の配信からは想像できないような軽やかな動きを見せ、側転をしてみせたり、新宝島ステップ、オルガ・イツカ死亡シーン止まるんじゃねぇぞ…」の再現ミュージカル・テニスの王子様再現などをしてみせた。

弱のため小食なことを因幡はねるに心配され、焼肉を食べに連れていかれたこともある[6]。以前は電子レンジさえ持っておらず、「お湯さえ沸かしておけばなんとかなる」という有り様だったらしい。Vtuber活動を始めてから少しずつ食生活善され、おのほうも「ダメなときはダメだが、大丈夫な時間も増えた」としている。

ツイッター投稿された「めっちゃ仲がいいシンジくんとミサトさん」という漫画を、投稿者許可を得た上で「作画因幡はねる・風見くく」で動画化exitしたところ、10万回以上再生されるヒット作となった。

2020年11月8日には、新衣装をお披露した。初代の店員コスチュームから、スチームパンク世界の冒険者コスチュームへと大きくイメージチェンジを果たした。髪型も前を垂らしたショートヘアーから、ぱっつんな前と、オナガドリを思わせるロングテールに変更された。

2020年12月24日には、チャンネル登録者5万人・6万人を記念した、56曲耐久配信を実施。6時間52分の長時間配信となった。広瀬香美の『promise』を歌う際、例の「ゲッダン」芸を披露し、視聴者の大爆笑を誘った。

2021年6月6日には、2つの新衣装(第3衣装)をお披露した。ニワトリ頭のフード(着脱可)をつけた、くくく「コンビニ電気代を払いに行くときの」という私服衣装となった。髪型は初期衣装に近いが(少しだけ伸びたとのこと)、前を上にあげておでこを出したものに変更された。また、眼鏡も着用できるようになった。フレームは「メガネ」という特殊なものとなっている。

2021年7月3日深夜には、テレビ朝日系超人女子戦士 ガリベンガーV』に出演し(テーマチョウ)、地上波テレビデビューを果たした。あにまーれでは因幡はねるに続いて2人の出演となる。教官(MC)の小峠英二野原しんのすけ葛城ミサト声真似を披露し、好評を得た。

2021年9月9日には、初のソロイベントとして「風見くく バースデーディナーショー 2021 ~Kuku Birthday Barrel~」を開催した。

2022年4月14日深夜、および同21日深夜には再び『ガリベンガーV』に出演。特別企画モノマネマスターせよ!」にて、モノマネタレントホリによる導を受け、『ポケットモンスター』のサトシという新ネタを取得した。また2022年4月21日には、同番組のスピンオフ配信企画である「私立ガリベン大学ガリベンガーV特別ゼミ」に出演。「ウンチ化石」というテーマで、くくもウンツィを連呼していた。

2022年4月22日には第4衣装を披露。羽織扇子という、スタイリッシュな和装となった。髪型は前襟足が伸び、前衣装に続いて眼鏡モノクル)を着用した。

2023年3月31日プロ雀士Vtuberによる麻雀リーグ戦「リーグ2023」にて、渋川難波率いる「チームグラディウス」からまさかの2位名。本人はエントリー自体表明していなかったためファン視聴者、並びに同時視聴していた同僚の因幡はねるを驚かせた。くくは2023年1月の入院休養の際にめて麻雀興味を持つようになったとのこと。渋川名理由として、くくが松本吉弘コラボした麻雀配信を観て「初心者としては麻雀センスが良い」と感じたことや、くくの性格の良さを挙げていた。このように経験自体は浅いものの、既にダブル役満(大三元字一色)を和了っているexitという剛の者でもある。リーグ2023」では展開に恵まれずに個人成績最下位で終わってしまったものの、腐ることなくチームメイト応援していた。また、Vtuber麻雀イベントの「戦」や「雀魂ななしサンマ杯」でも活躍した。

ディスコグラフィ

タイトル 作詞 作曲 発売日 備考
ハチャメチャバース mitsuyuki miyake
(mihimaru GT)
Meteor Lab 2022年11月13日 柚原いづみとのデュエット

歌動画

タイトル 開日
Cantare!(short ver.)exit 2020年12月14日
KING / Kanariaexit[7] 2021年2月2日
TOUGH BOYexit 2021年3月7日
うっせぇわexit 2021年4月1日
ふ・れ・ん・ど・し・た・いexit 2021年4月25日
ヴァンパイア(以心伝心ver.)[8]exit 2021年8月27日
secret base ~君がくれたもの~exit 2021年8月31日
うまぴょい伝説exit 2021年12月18日
枕男子exit 2022年3月9日
泡沫サタデーナイト!exit 2022年4月3日
Bad∞End∞Nightexit 2022年10月31日
ボッカデラベリタexit 2022年11月11日
Secret Answerexit 2022年11月23日
ハチャメチャバースexit 2023年1月12日
ねぇねぇねぇ。exit 2023年2月22日
Alice in Musiclandexit 2023年3月9日
ヤンキーボーイ・ヤンキーガールexit 2023年7月7日
Tot Musicaexit 2023年9月9日
物の怪の類exit 2023年11月12日

関連項目

脚注

  1. *2021年1月2日配信「【Papers, Please】年始の入官は大忙し【風見くく / あにまーれ】」での発言より。
  2. *ただし、初回配信では料理はできないと発言していた。その後、自炊もするようになっているとのこと。
  3. *また、『Quick,draw!』というお絵描きゲーム実況での「自分の似顔絵を描いたらハリネズミと認識された」という出来事もしている。
  4. *因幡はねる周防パトラオーディション企画にて誕生したもの。
  5. *感謝祭にてとっくんが連絡をもらったことでくくに興味を持ち始め、とっくんがくくの配信にコメントしたり、一緒にゲームをするようになったとのこと。
  6. *その際、はねるに「(くくの支払いは)2000円でいい」と言われたところ、くくは1万円札、5千円札1000円札を1枚ずつしか持っておらず、パニックになってしまった。ちなみに最終的には1000円でいいことになったが、そのせいではねるタクシーで帰れず、の中をレンタサイクルで帰った、というオチがついた。
  7. *シュガーリリック龍ヶ崎リンムービーを担当。
  8. *日ノ隈らん宗谷いちか大浦るかことのコラボ。『ヴァンパイア』を歌詞割りの打合せしで歌ってみたもの。
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