風除室(ふうじょしつ)とは、外気が屋内に入り込むのを緩和するための部屋である。
北海道や東北地方などの寒冷地域では、冬場の気温が低くなり、非常に冷たい風が玄関から屋内に入り込む恐れがある。
そのため、玄関の前に扉つきの部屋を用意する、または玄関そのものを扉で固く閉じて屋内と隔離させることで、冷気が入り込むのを防いでいる。
玄関の前に風除室を設ける場合、表札を外部から確認できるためと、閉塞感を緩和する目的で、外壁などをガラス張りにしていることが多い。
実際に見ると、玄関のドアの前にガラス張りの部屋が設けられているのがわかるが、これが風除室である。
また、同地域でのオフィスビルや商業施設などにおいても、入口と屋内との間に風除室を設け、外気の流入を緩和する構造にされている。そのため、入口が二重扉になっていることが多い。
一方で夏場においても、屋内で冷房を使用して室温を低くしている場合でも、外部の熱気を緩和する副次的な効果がある。
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 06:00
最終更新:2024/04/24(水) 06:00
スマホで作られた新規記事
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。