飛頭蛮とは、妖怪の一種である。
発祥の地は中国。昼間は普通の人間と変わらないが、夜になると頭部が胴体から分離し飛び回る。
書物にもよるが首が離れている間に体を動かされる、もしくは何かで覆われてしまうと首が体に戻ることが出来ずに死んでしまう。
山梨では回竜という武士上がりの僧侶がこの妖怪の一族に騙されかけたとき、飛頭蛮の体を隠した上で襲い掛かってきた頭の方を丸太を手に一晩中叩きのめして退治したという逸話が残っている。
類似する妖怪としてマレーシアなどでは内臓をぶら下げならが飛ぶ「ポンティアナ」
同じく胃袋をぶら下げながら飛ぶミャンマーの「ケフィン」など、東南アジア圏には似た特徴の空飛ぶ首の妖怪が多い。
また、面白い話として、これは単なる体質や病気の類であり、妖怪ではなくれっきとした人間だともいわれている。
日本で割とポピュラーな妖怪ろくろ首はこの妖怪がモチーフらしい。
どんな感じかイマイチ分からなかったら(夜の状態限定だが)東方で有名な某ゆっくりを想像してみればいいと思うよ。
掲示板
46 ななしのよっしん
2017/03/20(月) 10:45:12 ID: 1yxaN+ubEU
ゆ虐ならぬ飛虐流行ると思ったけど流行らなかった
47 ななしのよっしん
2017/09/08(金) 20:30:58 ID: JIgPAuN2Hw
>丸太を手に一晩中叩きのめして退治した
宮本 明「なるほど……丸太か!」ハァハァ
48 ななしのよっしん
2019/07/02(火) 22:52:56 ID: U0PX/wN4+q
>44
>太平洋の何処だかの島の内臓付きの奴
それはマレーシアを舞台にした「ペナンガラン」って話。アニメ版の奴は原作にも「飛首」って言う1967年に京都を舞台にした話があってそれが元ネタ。
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最終更新:2024/12/05(木) 09:00
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