飛鳥II(飛鳥Ⅱ・あすかつー)とは、日本最大のクルーズ船である。
日本籍船では最大・最高の客船であり、乗船することがステータスとされるくらいである。
三菱グループの祖業ともいえる日本郵船の子会社が運行している。先代の豪華客船「飛鳥」の系譜を引き継ぎ、日本国内のみならず、世界を一周する航路も設定されている。
元々日本郵船グループ内で保有していたクルーズ船を、需要の高まりを受けて日本向けに改装した経緯がある。スペック的には飛鳥を引き継いでいるものではないため、飛鳥時代に就航していた港へ停泊できなくなるなどしたが、その巨大さ、絢爛さ故に、日本一の客船の名を欲しいままにしている。
飛鳥IIは横浜港を母港に設定している。多くの便が横浜港大さん橋国際客船ターミナルを発着し、同ターミナル内には飛鳥IIのカウンターや紹介コーナー、グッズコーナーなどが常設されている。2017年からは飛鳥IIに大さん橋岸壁の優先使用を認める協約が続いている。
横浜港は元々、世界中からのクルーズ船を受け入れてきた歴史がある。しかし横浜ベイブリッジの完成以降、あまりに巨大な客船になると橋をくぐれず、ベイブリッジより内湾にある大さん橋に着岸できなくなってしまい、外国籍船の接岸が減少するなど、客船ターミナルとしての横浜港の地位が低下する時期があった。
そんな中でも飛鳥IIはベイブリッジを問題なく通過することができ、また通過できる船の中でも限界に近いスペックを持っているため、以降飛鳥IIは横浜港に停泊する代表的な船として、横浜の顔としての一面を持つようになった。
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 07:00
最終更新:2024/04/25(木) 07:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。