食べ物とは (タベモノとは) [単語記事]

食べ物とは、食用のものである。食料とも。

飲み物に対して、咀嚼して飲み込むものという意味も持つ。

概要

食事の際、食べるもの。
また安全・美味に食べられるよう加工・調理したものを指す。　（→料理）

多くの生物は生きて健康な身体を保つ上で、食べ物を口にする必要がある。

食べ物は生物の体内で消化され、栄養素に変換されて吸収される。吸収された栄養素は体を作る素材だったり、活動を行うエネルギーになったり、体の調子を整える役割などを果たしている。

人は主に炭水化物やたんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンの5種類の栄養素が必要でこれらは5大栄養素と呼ばれる。近年ではこれらに食物繊維が加えられ、6大栄養素とも呼ばれている。食事の際はこれらがバランスよく摂取できるメニューを組もう。

季節・保存状況によっては食中毒も発生するので要注意。

現代においてはお金を出せばスーパーで購入できたり、レストランで食べることができる。

ゼロから始めようとすると農業/栽培・飼育・狩猟・釣り、捕まえた動物を絞めたり解体する作業を含めた自炊（調理）など大変である。季節によって手に入るものは異なり、真冬や痩せた土地においては何も手に入らないこともある。

この辺りは自給自足の項目が詳しい。

植物・動物といった分類や、豆腐のような加工品まで様々な分類がある。
広義には調味料なども含まれ、お好みで調整される。

食材として、野菜・肉・乳・魚・貝・卵…など。
- 国によって昆虫（→昆虫食）も含まれる。
- 海外目線ではこんにゃく・タコ・納豆・フグといった食べ物が奇妙に映るようである。
動物は可食部によって名称が変わったり、脳や血液・生殖器まで食材にされることもある。
寄生虫など衛生的に加熱しなければ食べられないものもある。
ウナギの毒のように加熱によって毒性が消えるものもある。
- フグ毒のように加熱しても消えないものもあるが、フグの卵巣の糠漬けのようになぜか無毒化される例外もある。（→フグ）
主食、副食、デザート、おやつまで様々。
地域名産品やお土産として活用される事も多々ある。
狩猟やサバイバル環境下においては雑草や野生動物も貴重な食料。（→サバイバル）
干物や味噌といった保存食など、食べ物の少ない季節・気候に備えて作られるものもある。
神事などで酒とともに備えられ、神仏に献上される場合もある。