「食福神ミィルズ」とは、テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.5」に登場する、ラクシアで最初に料理の概念を生み出したとされる大神(メジャー・ゴッド)である。
「手間を惜しまず、愛を注げば喜びは生まれる」
「幸せと食卓は、分かち合ってこそ真に美味なり」
「独占は争いを生む。過ぎたる暴食のように身を滅ぼす」
初出は公式短編集「ショートストーリーズ 呪いと祝福の大地」の1エピソードにて、存在と教義の概要だけ登場しており、サプリメント「メイガスアーツ」にて、その特殊神聖魔法と共に詳しい教義も設定された。
第一の剣”調和の剣”ルミエルに属する大神(メジャー・ゴッド)で、その姿は、鍋と包丁を持った恰幅のいい男性の姿とされるのが基本だが、稀に美少年の姿で作られることもある。また、人間ではなく、ドワーフの姿として描かれる場合もある。聖印は二重丸で表される大皿の上でナイフとフォークが交差している形をとる。
神紀文明時代、それまでよくて肉を焼く程度だったラクシアの食文化に革命をもたらしたとされており、ただ栄養を補給するだけではなく、美味な食事をすることにより幸福を感じ、食卓を共に囲むことで交流を推進したことから、始祖神ライフォスによって大神に引き上げられたとされている。
また、工夫を凝らし、手間を加えることで物事をより高めることを大切と説くため、職工神や芸術の神としての側面も持つことから、彼を神の座へと引き上げたのはライフォスではなくグレンダールであるとする賢者もおり、その説においてはミィルズも人間ではなく、ドワーフなのだとされている(特にドワーフたちには、こちらの説が広く流布している)。
信者たちは、料理人や美食家、食材の生産に関わる農家、酒造家が最大手であり、続いて職工や絵画や造形方面の芸術家に多く見られる。種族としてはドワーフやリルドラケンの信者が多い。
また、蛮族の中でも食事作りに携わることが多いコボルドの中にはミィルズを信仰している者もいるようだ。
なお、2.0の酒幸神サカロスと格言や神像の姿が酷似しており、さらには一部の特殊神聖魔法まで同じという神様。あるいはアルフレイム大陸におけるサカロス信仰が時代と共に変わったのだろうか…?
料理の神とだけあって、その魔法も食事に関係する魔法が多数を占める。
また、【グレイト・ストーション】は、2.0の酒幸神サカロスと名前・効果共に全く同じ魔法。現在のところ、既存の別の神様の特殊神聖と全く同じものを持つ神様は、この神と、血浴み神ニバセプスのみである。
デクストラス・フィンガー
デリシャス・サティスファクション
エンタイシング・アロマ
グレイト・ストーションコルヌコピア
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最終更新:2025/12/09(火) 23:00
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