飯原誉士

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飯原誉士（いいはら やすし、1983年4月26日-）とは、栃木県出身のプロ野球選手（外野手）である。2018年からは栃木ゴールデンブレーブスの選手兼任コーチを務める。

概要

栃木ゴールデンブレーブス #9 選手兼任コーチ
飯原誉士
基本情報
国籍	日本
出身地	栃木県小山市
生年月日	1983年4月26日
身長 体重	181cm 81kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	外野手、内野手
プロ入り	2005年大学生・社会人ドラフト5巡目
経歴
選手歴 栃木県立小山高等学校 白鴎大学 東京ヤクルトスワローズ(2006年-2017年) 栃木ゴールデンブレーブス(2018年-) コーチ歴 栃木ゴールデンブレーブス(2018年-)
プロ野球選手テンプレート

高校は小山高等学校、大学は白鴎大学と地元の栃木県小山市で過ごしている。元は投手だったが、大学時代に肩を負傷し、外野手に転向した。3年次には遊撃手も務めた。

2005年大学生・社会人ドラフト5巡目で東京ヤクルトスワローズに入団。小山高等学校からのプロ入りは広澤克実以来3人目で、栃木県の大学からプロ入りした史上初の選手である。

ヤクルト時代

2006年（1年目）には28試合に出場。オフには外野手登録のまま遊撃手にコンバートされ、2007年は岩村明憲のメジャー挑戦で空いたサードのスタメンを掴んだ。ショートなど他ポジションでの先発もこなし136試合出場を果たすが、打率は.246に低迷し、守備でもリーグ最多の18失策を記録するお粗末さであった。ただ、チーム最多となる23盗塁も記録している。

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2008年はアレックス・ラミレスの退団でレフトが空いたこともあり、外野手一本に戻る。開幕スタメンを掴むが、不振により一時期スタメンから陥落する。だが飯原からスタメンを奪った福地寿樹（石井一久の人的補償で西武ライオンズから移籍）がアーロン・ガイエルの代わりにライトに回って以降は復調してレフトのポジションを奪還し、クリーンナップも打つなどして最終的に打率.291、9本塁打、盗塁数も昨年を上回る28という好成績を残した。

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2009年は福地のレギュラー定着とガイエルの復調により出場機会が激減。94試合出場ながら200打席にも届かなかった。

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2010年は福地とレフトのレギュラーを争うが、小川淳司監督代行の方針もあって徐々に飯原がレギュラーに固定されるようになる。ガイエルの不振や畠山和洋の抜擢もあり、シーズン後半はほぼライトでの出場となった。自己最多の15本塁打を記録する。

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2011年に統一球が導入されると深刻な打撃不振に陥り、外野の定位置も失う。打率.126と自己最低の成績に終わる。

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2012年は打率.161に終わり、統一球に対応できなかった。

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2013年は前半戦は打撃不振に陥ったが、シーズン終盤に復調。打席数は少ないながら、打率.274と前2年からすれば大幅な復調を遂げた。

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2014年は控え選手ではあったが、先発出場も果たし96試合に出場して68安打、打率.306を記録した。

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2015年は18試合に出場機会が激減した。

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2016年は代打要員として63試合に出場した。

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2017年は18試合の出場に留まり、10月3日に戦力外通告を受けた。球団はフロント入りを打診したが、現役続行を希望する本人の意向により退団となる。

BCL・栃木時代

2018年は栃木ゴールデンブレーブスに所属し、コーチも務める。背番号は9。

人物・その他

• 身体能力が高く、俊足、強肩でパンチ力もある3拍子そろった選手である。
• 2008年にホームスチールを決めるなど、走塁センスもある。
• 愛称はメッシ、やっし～など。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
ヤクルト	飯原誉士#1	6134

成績

• （2021年終了時点）

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
2006年	ﾔｸﾙﾄ	26	40	37	4	12	0	0	0	3	2	0	0	1	2	9	0	.324	.375
2007年		136	467	418	56	103	19	4	8	32	23	21	2	18	8	83	9	.246	.289
2008年		135	469	412	64	120	18	7	9	62	28	10	6	29	12	60	8	.291	.351
2009年		94	198	180	26	45	8	0	6	23	11	1	0	10	7	40	6	.250	.315
2010年		130	492	430	62	116	20	3	15	48	8	5	2	36	19	74	10	.270	.351
2011年		64	122	103	6	13	4	0	0	8	0	4	1	14	0	20	7	.126	.229
2012年		50	103	93	6	15	4	0	1	6	1	2	1	7	0	13	5	.161	.218
2013年		70	193	168	24	46	8	2	3	23	2	4	0	21	0	25	6	.274	.354
2014年		96	244	222	26	68	12	1	4	29	1	4	3	14	1	29	4	.306	.346
2015年		18	34	32	2	7	1	0	0	3	0	0	1	1	0	9	1	.219	.235
2016年		63	77	67	11	15	3	0	3	9	0	1	0	8	1	19	2	.224	.316
2017年		17	18	16	2	3	0	0	0	0	0	0	0	2	0	2	0	.188	.278
NPB：13年		901	2457	2178	289	563	97	17	49	246	76	52	16	161	50	383	58	.258	.322

独立リーグでの年度別打撃成績

年度	球団	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2018年	栃木	50	165	39	51	9	1	5	33	5	0	1	24	4	16	6	.309	.407
2019年		38	100	19	36	7	0	6	24	0	0	1	24	1	9	1	.360	.484
2020年		4	6	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
2021年		1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
BCL：4年		93	272	58	87	16	1	11	59	5	0	2	48	5	25	7	.320	.428

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関連項目

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