飯能駅とは (ハンノウエキとは) [単語記事]

概要

飯能駅

はんのう　-　Hannō
基本情報
所在地	埼玉県飯能市仲町 11-21
所属事業者	西武鉄道
所属路線	池袋線
駅番号	SI26
駅構造	地上駅
ホーム	3面4線
乗降人員	27,530人/日（2023年度）
開業年月日	1915年 4月15日
備考
管区長配置駅(飯能駅管区)。
駅テンプレート

はんのう飯能

もとかじ元加治 Mot okaji		Hannō

はんのう飯能

ひがしはんのう東飯能 Higashi-Hannō		Hannō

島式ホーム2面3線+単式ホーム1面1線を有する地上駅。いわゆる「平地スイッチバック構造」であり、当駅が池袋線の終点で、当駅から先は西武秩父線だと思われがちだが、正式には吾野駅までが池袋線である。もっとも運行上は区切りとなる駅で、池袋方面と西武秩父方面は特急「ちちぶ」・土休日のS-TRAINを除き当駅を跨いでの運行は行われない。逆に当駅～西武秩父駅間は概ね通しの運行であり、正式な路線の区分はほぼ意味を持たなくなっている。これも構造上全ての種別が停車し、利用者数は西武鉄道全92駅中33位(2023年)。

かつて貨物列車を扱っていたことから構内は広く、現在も複数の側線が併設され、武蔵丘車両基地への回送列車の待機などに活用されている。こうしたこともあってか、平地スイッチバック駅ではあるものの頭単式ホームとはなっておらず、ホーム間の移動には橋上駅舎に併設されている跨線橋を利用することになる。ホーム番号は南口側から付番されているが、2001年 12月までは北口側から付番されていた。

現在は池袋方面は複線、西武秩父方面は単線だが、かつては元加治駅との間に笠縫信号所があり、笠縫信号所～当駅間は単線であった。これは交差するJR 八高線の橋脚の間が単線分しかなかったためである。後に八高線の橋梁架け替えなどが行われ、当駅まで完全複線となった。
また、当駅を経由しない「飯能短絡線」の計画があり、実際に用地買収も行われたが、現在は休止中となっている。

管区長配置駅で武蔵藤沢駅から元加治駅および東飯能駅、高麗駅までを管理する。

ホーム

番線	路線	行き先
1	池袋線	■練馬・池袋・新木場・渋谷方面 ■西武秩父方面
2・3
4
5	池袋線【特急専用】	■池袋方面 ■西武秩父方面

どのホームも所沢方面・西武秩父方面双方に出発可能
1・4番ホーム：おもに所沢方面
2・3番ホーム(線路は同じ)：おもに西武秩父方面
5番ホームは中間改札を有する。

隣の駅

種別	隣の駅：上り (池袋・新木場・渋谷方面)	当駅	隣の駅：下り (西武秩父方面)
特急「ちちぶ」「むさし」	入間市駅 (SI23)	飯能駅 (SI26)	横瀬駅 (SI35)
S-TRAIN(土休日)			西武秩父駅 (SI36)
快速急行 / Ｆライナー			東飯能駅 (SI27)
急行・通勤急行(上りのみ) ・快速・準急	元加治駅 (SI25)		-(当駅始発・終着)
各駅停車	元加治駅 (SI25)		東飯能駅 (SI27)

※臨時で特急「むさし」が西武秩父方面に延長運転される場合あり。

駅周辺

北口側に駅ビルとして「飯能ステーションビル」があり、西武飯能PePeとホテル・ヘリテイジ飯能が入っている。かつては駅前に丸広百貨店があったが、2009年 9月に東飯能駅前に移転した。南口にも駅前広場が整備されているが、商業施設はあまりない。路線バスは北口から主に国際興業バス・イーグルバスが発着し、南口から西武バスが発着している。