餃子とは (ギョウザとは) [単語記事]

餃子とは、古代中国で生まれたといわれる（諸説あります）料理である。

概要

小麦粉で作った皮を平らに伸ばし、具を詰めて三日月形に成形し、加熱調理した料理である。

日本人の知るレシピでは、キャベツ、にんにく、にら、挽肉などの具材を包んだものがメジャーである。
焼き餃子、水餃子、揚げ餃子などがある。本場中国では水餃子が主流である。中国からすれば焼き餃子は邪道らしく、台湾あたりの流行が日本に根付いたものらしい。焼き餃子は皮が薄いが、北方の餃子は小麦メインと呼べるくらいに炭水化物が多く、主食として食べる物である。点心として茶請けにも食べられる。

中国で麦を食べる文化圏は中原、中高緯度の内陸部に根付いており、当時匈奴と呼ばれ中東まで広がっていた、騎馬民族の主食であった。餃子に似た料理はコーカサスやカスピ海沿岸、遠くイタリアのラビオリまで、この手の料理は無数に存在しており、もはや起源を問うだけ野暮といった状態。結局のところ、だいたいアジアの内陸部でいつの間にか作られるようになった料理、という事でFA。

国内では宇都宮市が餃子で有名な街で、駅前に餃子像なるものがあるくらいだが、実は一世帯当たりの消費量は浜松市の方が多いらしいという噂があるのはここだけの秘密である。と思ったら2021年からは宮崎市の方がTOPになった。
どうでもいいが、宇都宮市とナムコ・ナンジャタウンの池袋餃子スタジアムは餃子姉妹都市だったりする。