首藤涼とは (シュトウスズとは) [単語記事]

首藤涼とは、「悪魔のリドル」の登場人物である。

概要

出席番号7番。体を動かす事が趣味。お風呂も好き。達観した性格で、独特のしゃべり方をする（公式サイトより）。誕生日は7月14日。

作中（主にアニメ）における涼

その正体は身体的に歳を取らないハイランダー症候群の女性である。上記の口調に加え（一人称がワシだったり語尾に～じゃを付ける）、詰将棋が好きだったり学園祭の準備中に腰を抑えていたり等、妙に歳よりくさい言動や行動が見られたのは実際にかなりの高齢だったためだと考えられる。アイキャッチが涼が身の上話をする前に出たため、微妙にネタばれになっている。
望む報酬は「普通に年を取って死ぬ」事。かつて1歳年下で誕生日も1日違いの大切な人がいたそうだが、歳を取らない彼女とは対照的にその相手はどんどん大人になっていき、最終的には他の女性と結ばれ涼の元を去った。
実年齢は本人も忘れてしまったらしいが、公式ツイッターでのやりとりから察するに明治時代の生まれである可能性が高い（少なくとも100歳以上）。回想のカレンダーでは1932年～2048年まで時間が経過していた。

さての、もう忘れてしもうた…何歳かという細かい設定はないですが、彼女の回想で着ていた服装は明治時代を意識してます！ RT 首藤さんって結局何歳なんですか！
https://twitter.com/akumariddleQA/status/468351587555897345

いえ…普通の人間ならまず無理な時代に生まれています。 RT「あのお方」は未だご存命なのでしょうか。
https://twitter.com/akumariddleQA/status/468357013894737921

長命の設定はありますね！ RT 先程のツイートで「あのお方」は普通の人間ならまず存命は無理な時代に生まれてるとのことですが、同じ時代に生まれた涼ちゃんは「不老」だけなく、不死または長命でもあるのでしょうか？
https://twitter.com/akumariddleQA/status/468361086018670593

7話にて黒組の面々をミョウジョウ学園のプールを貸し切りにして誘い、水着を選んでいる際にロッカーにて予告状を見つけた晴の首に爆弾を取り付ける。パスワードは4桁の数字で、その数字はトランプの数字になる。さらにそのトランプはプール場内に配置されており、それぞれの場所のヒントを書いたメモを渡した状態でスタートした。
タイムリミットを設け、パスワードの入力は3回までという条件付きだった。そのうち4枚目は兎角を助けるために失ってしまったが、最終的に晴が涼の昔話から彼女の誕生日ではなく、想い人の誕生日である「0715」を入力してロックを解除している。その後、降参して黒組を去った。暗殺者になった経緯については語られる事は無かった。
なお、涼はきちんとCD デビューが出来たようだ。EDでは回想で着ていた着物姿も披露している。

上記は全てアニメでの設定になる。5話の途中からアニメが原作を追い越してしまったため、原作では今後何らかの設定の追加、或いは変更がある可能性がある。
同室の神長香子を気に入っており、暗殺家業を辞めたがっている彼女の話を聞いた時には「こんなこと辞めるならその方が良い」と言っている。アニメでは黒組を去った香子に「黒組には向いていなかった」と彼女の身を案じていた。
武智乙哉と神長香子が退学し、花が置かれた際にその花言葉を説明していた。アニメではカットされたが、去り際に香子が残した手紙を読み、長の役割を引き継いだ。
その涼も退学した今、誰が長を引き継いだのかは不明。
犬飼伊介、神長香子、剣持しえな、寒河江春紀と一緒に風呂に入った際は唯一武智乙哉の正体を知っていたようで、彼女たちにその素性を伝えている。
彼女に添えられた花は赤いチューリップで花言葉は「恋の宣言」。EDテーマは諏訪彩花によって「ヒュードドッ」と命名された。
さらに、黒組Partyの台本に首藤涼ではなく、首藤ガッッツエイという謎の誤植があり、一部でネタにされていた。担当声優の安済も突っ込んでいたが、どうしてこうなった。詳しくは安済のブログにて。

原作における涼

春紀退場以降、桐ヶ谷柩との絡みが増えている。その際に「人の本当のところなど何年生きても簡単に分かる物ではない」と言っており、こちらでもハイランダー症候群なのは間違いないと思われる。
柩がエンゼルトランペットである事に気付いている素振りを見せており、武智の件とも合わせて事情通。
アニメ同様生田目千足と柩退場後に晴に首輪型の爆弾を取り付けて暗殺予告をするが、肝心の予告表は晴には見せていない（一応その前に鳰には暗殺をすると言っている）。涼曰く香子の置き土産らしいが詳しい事情は不明。
さらに回想シーンで涼の恋人の名前が「武雄」である事が判明。互いに涼さん、武雄さんと呼び合う仲だった。若い頃は今と違い年寄りのような話し方ではなく、花やお芝居が好きな年頃の女性らしい趣味を持っていた。
武雄は将棋が好きらしく、涼の現在の趣味が将棋なのは彼の影響。最も当時は将棋の何が楽しいのか分からなかったらしい。
その後詳しい経緯は不明だが医者から非常に年を取りにくい病気である事を宣告される。非常に長寿ではあるが、臨界点を超えると一気に老化し肉体が崩壊するらしい。少なくとも病気を宣告された時点の医学では治す手段はないとの事だが、いつの時代なのかは不明。
作中の描写を見る限り自分だけが老いず周りの人が次々に先立ち、年齢を答えて相手に驚かれる（若いと言われる）事が多かったためか、誕生日にはあまり良い記憶がない。

アニメ第13話の首藤涼

武器を探さずに温泉に入ってた。その後兎角と晴と遭遇し、温泉に入った晴から一度チャームを奪う。本来ならばこの時点で涼の勝ちなのだが、裁定者の走り鳰がバーベキューに夢中で見ていなかったのでノーカウント。
その後チャームを持った事で兎角と春紀の両方から狙われる事に。最終的に水着がほとんど脱げかけた状態で温泉に浮かんでいた。