駅伝単語

エキデン

2.6千文字の記事
掲示板をみる(13)
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
  • ほめる(1)
  •  
  •  
  •  
  •  
  • その他

駅伝(えきでん)とは、数人で襷をリレー形式でつないで長い距離を走る競技である。また、それに転じて複数人でひとつの事を成し遂げてゆくことを言う。

概要

古来、7世紀後半には中央政権と地方との情報を円滑に伝達するために一定の距離ごとに中継所として「」が設けられ、伝達する人(朝廷の使者など)はごと(約16kmずつ)にを変えて、移動していった。は宿泊施設も兼ねており、電気などもない時代にとってはもっとも簡単に行き来のできる方法であった。「伝制」や「駅伝制」と言われており、古くは日本書紀にも残っており、これらは形を変えて江戸時代まで存在した。

競技としての駅伝は、読売新聞社が1917年4月27日に行った「東海道駅伝徒歩競走」が最初とされる。京都から東京までの23区間、約508kmを2日間かけて走り抜いた。スタートゴールには現在も「駅伝発祥の地」の碑がおかれている。

現在の駅伝の基本はリレーと同じように1チーム複数人で走り、その(到着の)速さを競うものである。

レースでは予めコースと中継所が決められており、その中継所から中継所までを「区間」とし、区間ごとに走者を配置する。走者は襷を身につけて、襷をもっともゴールまで運ぶことをす。

単純な競技ながら駆け引きやブレーキアクシデントなどもたくさんあり、他のスポーツと違いどんなアクシデントがあっても試合中にはメンバー変更ができないなどの理由から「究極のチームスポーツ」とも言われる。テレビ中継も行われることが多く、全規模の大会としては全高校駅伝、全日本大学駅伝都道府県対抗駅伝、ニューイヤー駅伝などがその例である。また、箱根駅伝関東ローカル駅伝でありながら全放送されて高い視聴率を誇るなど正月の風物詩ともなっている。

国際大会とその記録について

日本ローカルな競技形式(一応海外にもチラホラと伝播している)なので、他Wikipediaなどでは「Ekiden」で説明されることが多いようだ(世界陸連の制定した際名称はRoad relay)。

ただし駅伝にも世界陸連認のルールが存在しており、5-10-5-10-5-7.195(いずれもkm)の全長42.195Kmで開催された大会の記録記録として認される。最も駅伝が五輪競技ではない上、千葉駅伝が財政難から縮小、最終的に2014年を最後に消滅した現状においてこのルールで開催される見込みは薄くなっている。

たかつ3月にも横浜女子駅伝が開催されていたが、2008年を最後に東京女子マラソン代替として生まれた横浜マラソンと入れ替わる形で消滅。横浜マラソン自体も2014年に財政難で消滅、現在さいたまマラソン(15~19年)を経て、2021年以降は際大会は東京マラソンに実質的に一本化された。

日本国内における駅伝の縮小

大規模レベルの大会で開催が消滅したのは東日本縦断駅伝(2002年止)と九州一周駅伝(2013年止)だろう。前者は7日間、後者は10日間(止晩年は縮小されたが7~8日)と学生・実業団・市民ランナーが一体となって行われた大規模な大会であったが、交通事情などで止されてしまった。

実業団の駅伝は縮小が著しい。特に女子の方は交通事情のみならず実業団の撤退が相次いだこともあって地方大会が維持できなくなり、全日女子実業団駅伝は予選会が統合されて、予選会自体がもう一つの全大会になってしまう事態[1]になった。男子朝日駅伝、名岐駅伝、中国山口駅伝といった中規模の大会が2010年代に相次いで幕を閉じる結果となっている。

男女混合として開催されていた環日本海新潟駅伝は非常に面い形式で行われており、42.195Kmの7区間を新潟県および新潟市と友好関係を結んでいる海外都市と、新潟県を中心とした日本海沿府県+新潟県に隣接する県が、各県単位都市単位男女混成の駅伝チームを構成して戦う大会であった。2004年止され、09年からは別の陸上大会が同時期に開催されている。

道路を占有する事情から年々マラソンや駅伝の開催が難しくなっており、マラソンでさえ伝統大会が2010年代までに統合され、伝統大会で現在も残っている大規模なマラソン大阪女子マラソン福岡マラソン2021年止されたが、2022年リニューアルされて再開催)と名古屋女子マラソン2012年リニューアル[2]の3レースのみである。代わりに東京マラソン大阪マラソンMGCが新設されたが、裏を返せばまともに複数大会を開催できる余裕がくなったとも言える。駅伝も全レベルの大会は存続し、全日女子選抜駅伝も一定の成果を上げたが、準全レベルして関西学連が催したびわ湖大学駅伝は失敗していることから、あまり見通しは良くない。

これ以上ロードレースの縮小が進まないよう、催者・競技者側・ファンが一体となって努することが、存続には必要な時期に差し掛かっているのかもしれない。

関連動画

関連商品

関連項目

脚注

  1. *悪いことばかりでなく、予選会が地上波で生中継されるようになったため、予選会としては箱根予選会どころか下手な全大会すらぐ破格の扱いになっている。
  2. *内開催の際大会として全ネットで中継される大会には他に別府大分毎日マラソン北海道マラソンがあるが、際大会としてのグレードはワンランク下である。防府読売マラソンもこの2レースと同格の大会だが、全規模のTV中継がい。
この記事を編集する

掲示板

  • 11ななしのよっしん

    2020/01/19(日) 05:21:16 ID: tpOVj5aRSo

    一部の感想じゃないからこの気持わりいイベントを毎年やってんだろうが
    二分の一成人式とか組体操とかと全部同じラインの存在だぞ

  • 👍
    0
    👎
    0
  • 12ななしのよっしん

    2020/08/25(火) 22:08:38 ID: mkg4qLjEHs

    日本の場合は長距離走の形が日本独自のローカルルールである駅伝なのが良くないわ
    そのせいで長距離のフィジカルエリートは基本的に駅伝に取られてしまって、際競技であるマラソンには駅伝に行けない負け組ばかり集まってしまうのが良くない

  • 👍
    0
    👎
    0
  • 13ななしのよっしん

    2020/08/25(火) 22:12:45 ID: p487Ynvgo1

    大陸でやる駅伝とか見てみたい
    極端なこと言うと西海から東海までとか(何日かかるねんてのはしで

  • 👍
    0
    👎
    0

おすすめトレンド

急上昇ワード改

最終更新:2023/02/02(木) 11:00

ほめられた記事

最終更新:2023/02/02(木) 11:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP