高宮なすのとは、『てーきゅう』の登場人物である。CV:鳴海杏子。
身長153cm、体重55kg。本来45kgのはずが、単行本初版では原作担当のルーツのミスでこうなってしまい、アニメの公式サイトにもこのまま記載されている。
謎の多いお嬢様。よく海外に出かけたりするが、カメルーンのンガウンデレから帰国してからは当面日本に滞在する事になった。他のテニス部員とは距離を置いているはずだが、結局は独特のボケ・ツッコミ空間に巻き込まれてしまう。押本ユリの先輩達の中では、真面目にテニスをする方。(ただしテニス部に入った動機は「金持ちはテニスやってそうだから」という元も子もない理由である。)
カネの力でブイブイ言わせるタイプであり、事あるごとにそのとてつもない金持ちっぷりをアピールしたがる。ただし、他の部員からその財力をアテにされて何かを要請されると基本的に拒否する(例:第12面のテニスボール紛失事件で、ユリが新しくボールを買う事を提案すると「ボール1個でもお金はお金」と言って断った)ことから、部活動や友人関係に金銭を絡ませることには慎重なことが伺える。ただし自分から何かを提供する場合は躊躇なく大枚を叩く。
金持ち故の性格からか他人を見下した態度を取ることがあり、特に板東まりものことをアホ扱いしている。ただし他の部員と二人で行動する場合は、まりもと一緒にいることが多い。
いわゆる巨乳キャラという一面もあり、よく腕で胸を支えるポーズを取っている。(ギャグ描写とはいえ)ユリに対して、「私の体を自由にしても良いですわ」と言っている辺り、部員の中で唯一まともなユリのことはある程度信頼しているようだ。
上記の通りテニス部員の中では比較的冷静な方である事から本編において彼女が喋るシーンはさほど多くないものの、それを補う形で後述の「宣伝キャラクター」が確立されている。
ニコニコチャンネルで配信されていたアニメ「てーきゅう」にはCMが挿入されており、当時はCMを入れる配信動画は竹書房のしばいぬ子さん(資本主義の犬/竹書房)だけであったため、宣伝手法が似ていることから、登場当初は「資本主義の権化」などと呼ばれる。だが最初の頃はCMも控えめであり、定着せずそのまま忘れ去られたかのように見えた。
といった、一連の宣伝手法が徹底的に繰り返されたことから、一部の視聴者のクセになったのか、以降も「アース・スター」原作のアニメが配信されると、『てーきゅう』CMは無くなったにもかかわらず、CMの内容・セリフ・しゃべっているキャラクターに関係無く「高宮なすのです!」というコメントがつけられるようになり、視聴者に強く印象が残ったことを伺わせていた。
すると、『まんがーる』『ヤマノススメ』の中盤からはついに本当に高宮なすのCMが流れるようになり始めた。視聴者の要望を踏まえたのか、単に金に物を言わせた結果なのかは不明だが、これ以降高宮なすのCMはアース・スターのあらゆる配信動画に挿入されるようになり始めた。
2013年7月から始まった『てーきゅう』のアニメ2期では主題歌も彼女のソロ曲である『メニメニマニマニ』になった。カネの力か。ニコニコでの配信では、これまでも存在した原作コミック単行本・アニメ1期ブルーレイの宣伝に加え、この曲のシングルCDについての宣伝も流れるようになり、動画全体の内3分の1近くがなすのCMで占められるという事態に。CDに収録された同曲のフルバージョンでは、2番の歌詞において自らを「混沌と絢爛のエンジェル宣伝部長」と称している。
第3期の開始前には「私の金(マネー)パワーで放送枠を延長しておきましたわよ」「今期は関西枠も抑えておきましたわよ。うふっ♥」と、金と権力の存在を示唆した広告行為を行う。
同じく第3期放送前に配信された「てーきゅう×世界でいちばん強くなりたい!コラボ特別篇」では、「新作かな?」という視聴者の期待をよそに、ひたすら押本ユリと口パクだけのアニメで宣伝を繰り返した後OP曲が流れ、そのまま番組が終了。宣伝部長の面目躍如といったところか。
第3期では本編の前と後に(30秒を超える長尺のものも含む)2回ずつ宣伝を行うだけに飽きたらず、僅か2分のアニメ本編で10秒近く尺を余らせて「尺が余ったのでCM」と押本ユリとともに宣伝を行うという暴挙も達成。さらに同クールで配信されている『世界でいちばん強くなりたい!』でも(期待通り)きっちり宣伝を行うなど、今やニコニコでの宣伝量では似たポジションの元祖とも言えるしばいぬ子さんのそれを圧倒的に凌駕してしまっており、宣伝部長の異名はとどまるところを知らない。
第2期DVDレンタル版の場合、最初のオープニングでアーススターの企業アニメーションが流れると、その後で高宮なすののCMを延々と聞かされる。しかもこの最中は早送りなどの操作が一切出来ない為、聞いているとしつこい。
以上の功績が多くのユーザーに認められたのか、ついにはアニメ流行語大賞2013にノミネートされた。
なお、『ゆるめいつ3でぃPLUS』第26話の配信では、この文中でもたびたび登場している「元祖・資本主義の犬」ことしばいぬ子さんが原作コミックを紹介して「うふふ、私のライバル出現ね。」と思わせぶりなコメントを発している。さらに、『あいまいみー』第7話の配信では早口で『てーきゅう』DVD&ブルーレイを紹介し、待望(?)のコラボレーション(?)が2度実現している。いいのか竹書房?
『てーきゅう』のスピンオフ作品で、高宮なすのと、高宮家の執事になってしまった押本陽太(押本ユリの弟)を描くギャグコメディ。2015年4月~6月に『てーきゅう』4期と同時に放送。
ちなみにニコニコ動画で配信されている公式動画の登録タグには、タイトルである『高宮なすのです!』はなく、なぜか『高宮なすの』が登録されている。
なお、連載開始当初は中3時代のなすのとそのクラスメイトを描くギャグコメディとしてスタートしており、ブルーレイ特典映像にその話をアニメ化したものが収録されている。
放送局 | 放送開始日 | 放送/配信開始時刻 | 備考 |
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TOKYO MX | 2015年4月6日 | 月曜日 25:08~ | 同25:05~『てーきゅう』4期、同25:11~『てーきゅう』第1,2期の再放送 |
サンテレビ | 2015年4月6日 | 月曜日 25:33~ | 同25:30~『てーきゅう』4期、同25:36~『てーきゅう』第1,2期の本放送 |
ニコニコ動画 | 2015年4月7日 | 火曜日 12:00配信 | 第1~4話無料 |
話数 | サブタイトル | 作画監督 | 原画 | 動画 | 動画 |
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第1話 | 執事男 | 板垣伸/三宅舞子 | 三宅舞子 | 菅原美幸/小島美優 安田薫/金城加那 |
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第2話 | 執事を巡る冒険 | 菅原美幸/小島美優 | |||
第3話 | 執事と呼ばれた少年 | 三宅舞子 | 菅原美幸 | 菅原美幸/安田薫 関根諒太/鴨田航 内田直人/増田朋世 |
|
第4話 | 執事博士おおいに食べ、おおいに語る | 三宅舞子/菅原美幸 宮村明/小島美優 |
菅原美幸/関根諒太 安田薫/蓮沼一樹 鴨田航/BEEP 旭プロダクション |
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第5話 | 執事襲撃 | 内田直人 | 吉田智裕/豊島英太 林信秀/小椋淳司 杉山明香/田村尚寛 蓮沼一樹/安田薫 菅原美幸 |
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第6話 | 執事再襲撃 | 菅原美幸/内田直人 三宅舞子 |
小椋淳司/安田薫 杉山明香/菅原美幸 鴨田航/吉田智裕 豊島英太/林信秀 田村尚寛 |
||
第7話 | 執事の終わりとタカミーヤンド | 三宅舞子/菅原美幸 宮村明 |
菅原美幸/田村尚寛 蓮沼一樹/小椋淳司 林信秀/杉山明香 安田薫/豊島英太 鴨田航/関根諒太 吉田智弘 |
||
第8話 | ピニャ・コラーダ | 三宅舞子/菅原美幸 林あすか |
杉山明香/田村尚寛 鴨田航/小椋淳司 菅原美幸/山中祥平 吉田智弘/豊島英太 |
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第9話 | バナナ・ダイキリ | 三宅舞子/菅原美幸 内田直人/宮村明 蓮沼一樹 |
杉山明香/田村尚寛 鴨田航/小椋淳司 菅原美幸/吉田智裕 林信秀/豊島英太 旭プロダクション |
||
第10話 | どら焼きの盛衰 | 三宅舞子/菅原美幸 内田直人/宮村明 蓮沼一樹/山中祥平 |
杉山明香/田村尚寛 鴨田航/小椋淳司 菅原美幸/吉田智裕 林信秀/豊島英太 宮野恵子/関根諒太 |
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第11話 | 25メートルプール一杯分 | 杉山明香/田村尚寛 鴨田航/小椋淳司 吉田智裕/林信秀 豊島英太 |
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第12話 | 回転木馬 | 三宅舞子/菅原美幸 宮村明/蓮沼一樹 山中祥平 |
菅原美幸/関根諒太 鴨田航/杉山明香 田村尚寛/小椋淳司 吉田智裕/林信秀 豊島英太/BEEP |
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幻の第1話 | 古平たすくです! | 三宅舞子/菅原美幸 | 安田薫/杉山明香 川勝康平/鴨田航 田村尚寛/吉田智裕 関根諒太/豊島英太 林信秀/小椋淳司 |
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最終更新:2024/09/16(月) 22:00
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