高山陣屋 | |
飛騨高山藩主であった金森氏の所有する下屋敷だったが、元禄5年(1692年)に江戸幕府が飛騨を直轄領として以降、伊奈忠篤らによって整備され、代官所・飛騨郡代役所として用いられるように設置した御役所である。
明治維新後は、主要建物がそのまま地方官庁として使用された。昭和44年(1969年)に飛騨県事務所が移転したのを機に、岐阜県教育委員会は高山陣屋の保存へと乗り出した。約20億円という費用をかけて平成8年(1996年)3月まで三次にわたり、江戸時代の高山陣屋を再現するための復元・修理が行われた。
建物の屋根は熨斗葺(のしぶき)、柿葺(こけらぶき)、石置長榑葺(いしおきながくれぶき)など、いずれも板で葺かれている。これは飛騨が木材の生産地であり、木材の入手が容易だったと言われている。
高山市の観光名所であり、敷地と建物内は有料で一般公開され、内部には江戸時代の歴史資料などが展示されている。
開館時間は午前8時45分からであり、閉館時間が月ごとに少し変わる。3月~7月、9月~10月は午後5時まで、8月は午後6時まで、11月~2月は午後4時半までである。休館日は年末年始。
入場料は大人430円、高校生以下は無料。30名以上の団体は380円である。
高山陣屋(玄関口) |
広間 |
御居間 |
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最終更新:2024/04/21(日) 00:00
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