高木政人 単語

タカギマサト

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「高木政人」とは、「バッテンロボ丸」の役「ロボ丸」役でガチャピンばりのアクションをこなしたり、中腰姿勢でほとんど動けなかった「ペットトン」の着ぐるみでの演技で、平山をして天才と言わしめた大野剣友会に所属していたスタントマンアクション俳優

人間はいつか死ぬんだから、好きなことを思いっきりやってる方がいいぞ

1986年1月10日交通事故にて24歳の若さで亡くなられた。

概要

1980年代初期から中期にかけて、「大野剣友会」所属の若手のホープとして頭を現し、小柄だった事から斎藤や南野陽子の吹き替えを演じた「スケバン刑事」での繊細で基本に忠実なアクションや、「バッテンロボ丸」での役「ロボ丸」のスーツを着て、ガチャピンばりに様々なスポーツサーカス自転車綱渡りや空中ブランコをこなしてみせる等、当時の東映の名物プロデューサー平山に「天才」と言わしめた。

代表作である「ペットトン」では、当時話題となった「E.T.」をモチーフにした1.5頭身・110センチ役・ペットトンスーツに入り、中腰の状態で入らざるを得ず、脚がほとんど動かない為移動する事も厳しい上に、長くて扱いにくい腕をしている為、動くだけでも大変で過酷な状況の中で、内部で中腰姿勢のまま歩いたり、軽快な動きでスケートボードに乗るスタントを見せたり、全身を使ってペットトンの感情(喜怒哀楽)を表現する等、その天才ぶりを見せつけた。

※「ペットトン」で共演した佐渡稔は、高木政人をこう評している

彼はすっごく勉強してた!動き方とか、セリフの意味を体に入れて、そういう時にはこう動くんだって言って、彼はほんとに凄かったですね。お芝居の勉強をしたいですってよく言って来てましたから。将来は顔も出したいから、お芝居の意味を理解して動きたいからと、凄く勉強してましたね……中に入っている人が、そういう気持ちで動くから雰囲気が出るんだなって、逆に教えてもらいましたね

※「東映ヒーローネット:インタビュールーム第12回「ペットントン」畑ナス夫役・佐渡稔exit」より引用

ペットトン」とその次作「どきんちょ!ネムリン」では、「そば屋のマサトペットトン)」・「牛乳屋のマサト(どきんちょ!ネムリン)」として顔出しで出演し、毎回ひどいにあう役を好演していた。

現場の片隅で稽古をつけたり、食事の世話をしたりと後輩の面倒見も良く、憎めないいたずらをしては現場を和ませるお茶なところのある人物で、大野剣友会二代代表の岡田勝も期待し、結婚して子供も授かる等順満帆な中の1986年、「スケバン刑事II」の撮バイクで向かう途中、突然開いた前の車両ドアを避けようとして交通事故に遭い、24歳で亡くなった。

期待していた天才折に、大野剣友会代表・岡田勝は人を憚らずに号泣したといわれている。

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▼高木政人によるアクションも見れる「ペットトン」のOP/ED動画

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