高杉フルボッコ計画とは、腹筋崩壊を目的とした『銀魂』の高杉晋助ボケ化プロジェクトである。
それは、インターネット上のとある動画投稿サイトから始まった。
多くのギャグ要素を抱えながら、シリアス話もいつの間にか展開する人情コメディ『銀魂』。そこに一人、ギャグ満載なその作品の世界観に似合わず、ほぼ唯一と言っていいほど全くボケないキャラクターがいた。
その名は「高杉晋助」。
彼の断固としてボケない冷淡な姿勢には、それ故にファンも多く付いたが、やはりどこかしらでギャグがついてまわるのが『銀魂』。どうしてもギャグを求めてしまう読者にとって、奴は「最後の関門」であり、「こいつはボケないのか」「早くギャグに回れ」「グッズ出過ぎ」と心の中で煮えたぎる想いを抱える者も少なくなかった。
そんな彼の登場からしばらく経った、2007年後半のことである。
彼の待遇にむず痒い日々を過ごしていた一部の銀魂ファンらにより、彼のキャラに似合わぬ曲を映像と共に流すなどの「キャラ壊し」とも呼べるMADが、ニコニコ動画などに目立って投稿されるようになった。
彼のシリアス満載でちょっとポエマーなキャラを一掃するようなそのMADたちは、瞬く間に銀魂ファンを驚きと歓喜の波に乗せ、以降高杉をネタ化する動画を爆発的に増やし、一世一代の「高杉フルボッコブーム」を生み出すこととなる。
現在ではブームからMADネタの定番となり、ある種ニコニコにおける銀魂動画の風物詩となっている。
主な内容としては、
また「計画」と銘打っているが、誰か明確な首謀者がいるわけではなく、すべて不特定多数のボランティアにより実行されている。
「高杉フルボッコ計画」という名称は以下の動画の作者コメントから来ていると思われ、更にその動画にタグとして付与された後、同様の動画に広まったとする説が有力。
当初は「高杉フルボッコ計画」のみのタグも見られたが、投稿数の増加に従い「高杉フルボッコ計画リンク」にほぼ統一されている。
ちなみにこのタグが現れる前は「高杉いじめ化計画」や「高杉涙目」のほか、「高杉(又はキャラ)崩壊」と名の付くタグが主流であった。
原作の登場以来シリアスなイメージを保っている彼だが、公式な場においてフルボッコされたこともある。
高杉と言うと「シリアス一直線」「煙管(キセル)」「怪しい着物」という固定イメージしかない方々には、是非このスタッフ達の奮闘を観て頂きたい所存である。別名「ハタ杉」。
なおこちらの模様は、銀魂DVDシーズン其の弐07巻に収録されている。
ハタ皇子も参照。
また、彼は今年7月に発売された「銀魂 3年Z組銀八先生 3」の付録の描き下ろしピンナップ中で、彼をバンドに誘う河上万斉への返答として「俺そろばん塾あるから」というやや滑稽な発言をしており、「これが原作者による初ボケではないか」とも言われている。
『週刊少年ジャンプ』2013年33号にてヤクルトに執着するボケを発揮していた。
武市変平太によれば鬼兵隊新年会へ大量のヤクルトと白子を贈ってくれたたり、留守中に自分の分のヤクルトを残しておくような書き置きをしたりしたらしい。
過去の回想内では本気で缶蹴りに参加してた描写があったが、実際は間者をあぶりだすための作戦であった。
一方で、仲間にヤクルトを買ってきた描写もある。
ところにより一時迷言にもなるでしょう。度々タグなどでネタにされる。発言順。
祭りがあるってきいてよォ いてもたってもいられなくなって来ちまったよ
(第二十九訓、単行本四巻収録)
全て壊すだけさ 獣の呻きが止むまでな(第三十一訓、同上)
かぐや姫でも降りてきそうな夜だと思ったが とんだじゃじゃ馬姫が降りてきたもんだ(筆者一押し)(第九十一訓、単行本十一巻収録)
刀は斬る 刀匠は打つ 侍は・・・なんだろうな(第九十五訓、単行本十二巻収録)
俺ァただ壊すだけだ この腐った世界を(第九十七訓、同上)
お前はただ 一人だっただけだろう(第百六十五訓、単行本十九巻収録)
俺の歌にはノれねーか(第百六十八訓、単行本二十巻収録)
てめーらにヤクルトおごったのはこの俺だ アイツ一切金払ってねーぞ(第四百五十二訓)
この会もヤクルトも俺のおごりだ 存分に白子と飲め(第四百五十三訓)
冷蔵庫にヤクルトが冷やしてあります 俺の分一本とっといてください(第四百五十三訓)
同胞よ安らかに眠れ(ポカリ添え)(第四百五十三訓)
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最終更新:2024/04/25(木) 07:00
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