高村和宏

高村和宏はガイナックス所属のアニメーター、キャラクターデザイナーである。福井県出身の男性。

概要

ニコニコ動画においては「ストライクウィッチーズ」の股間督監督として知られる。同作品は彼の初監督作品であり、それ以前は「新世紀エヴァンゲリオン」の原画や「カードキャプターさくら」の原画及び作監などを務めていた。「アニマス」で作画監督を担当したり「ストライクウィッチーズ劇場版」の股間督監督を務めたりした後、2013年には「ビビッドレッド・オペレーション」で股間督監督兼キャラクターデザインを担当。

『ストライクウィッチーズ』での活躍

初監督作品である『ストライクウィッチーズ』では、専門であるキャラクターデザインの可愛さもさることながら、股間督監督として脚本や演出にも関わり、主題歌の作詞にも参加するなど奮闘。連日の徹夜で消耗しながらも見事股間督監督を務め上げ、2008年夏期アニメ前評判では最下位だった『ストライクウィッチーズ』を大ヒットアニメに育て上げた。

その奮闘ぶりはファンにも有名なところであり、王道的なストーリー、見事な演出、そして股間の描き込みなどを突き詰めるため連日徹夜を繰り返した。「カーペット敷のゴンゾはガイナより寝やすい」などの名言でも知られている。

この仕事を通じその股間とお尻への徹底的な拘りが反響を呼び、「股間督」の異名を奉られることとなる。また、「パンツ丸出しで恥じらわないのはおかしい」として「パンツではなくズボン」「あの世界ではあの服装が普通」という設定にしたのは地味に彼の功績である。

以降2010年『ストライクウィッチーズ2』、更には2012年『ストライクウィッチーズ劇場版』とシリーズを通して股間督監督を担当。ファンの大多数から、ストライクウィッチーズをアニメ化する限り、彼をおいて監督となるべき人物はいない、と支持を受けている。2016年には舞台を変え『ブレイブウィッチーズ』を股間督監督し、2020年には『第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』の股間督監督と日々奮闘を続けている。

『ストライクウィッチーズ』は燃えミリアニメであるが股間督監督である彼の軍事面での知識は少ない。しかしそれが逆にミリ的な常識を無視して画期的かつ効果的な演出やストーリーを考案することを可能にしており、ミリタリー面を原作者・キャラクター原案の島田フミカネ、軍事考証担当で『ストライクウィッチーズ』世界の世界観を作り上げた鈴木貴昭が補填するトロイカ体制によって『ストライクウィッチーズ』が作り上げられている。

『ビビッドレッド・オペレーション』へ

2012年の『ストライクウィッチーズ劇場版』の後、『ビビッドレッド・オペレーション』の股間督監督に就任。
『ストライクウィッチーズ』とは違い完全にオリジナルアニメである同作ではキャラクターデザインを一から務めている。

というわけで『ビビッドレッド・オペレーション』は2013年1月から放送開始。第一話冒頭より「尻日の出(→ビビッドアングル)」を拝ませてくれた。流石。

コミケ75にまつわるお話

同人サークル「vanishingpoint（バニシングポイント）」を主宰しており、アニメの放送以前からストライクウィッチーズのイラスト集を発行していた。

ストライクウィッチーズのアニメが放送されたのが2008年第3クール、放送終了後人気絶頂の頃に「高村監督が自らストパンの同人誌を出すらしい」という噂が流れた。それが、前述したvanishingpointである。その噂はVIP系まとめブログなどにも取り上げられ、急速に拡散していった。

そして2008年12月30日。vanishingpointは阿鼻叫喚の地獄絵図となった。

東セ-06bというスペース番号が示すとおり、vanishingpointは島中も島中、お誕生日席ですらないど真ん中だった。そこにツワモノたちが超長蛇の列を作ったのである。もちろん島中のスペースで列整理など出来るはずもなく、外周に延々と列を作って待機という緊急事態。そして11時00分、完売。

始発組どころか徹夜組ですら半分以上が買えなかった彼の同人誌「GPZ06」は今でもヤフオクで一万円を余裕で超える値段で取引されている。販売価格が600円であるから実に15倍以上のプレミアである。

ちなみに「GPZ06」に牽引される形で以前発行された「GPZ04」と「GPZ05」も大体2000円～4000円ほどの値段が付いている。

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

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• ガイナックス
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• ビビッドレッド・オペレーション
• 股間督
• 尻アニメ

関連リンク

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