高梨修輔とは (タカナシシュウスケとは) [単語記事]

高梨修輔とは、マンガ・アニメ『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』に登場する被害者生贄ヒロイン(作者談)である。

注意：以下の項目にはネタバレを含みます

概要

　性格も容姿もそれなりに良いのだが、エロへの執着が人一倍強いため、色々台無しな高梨家の長男。
　同じようなスケベ達と組んでAGE探検隊(原作ではエロ DVD探検隊)なる秘密組織として、パンチラを狙ったりエログッズの交換を行ったりしているため、クラスの女子には冷たい目で見られている。
　エロアニメやエロゲーにも手を出しているが、見境無くエロを漁る一環であり、所謂「オタク」的嗜好があるわけではない。
　……大差ないですね。

　義妹である高梨奈緒に恋愛感情と劣情を抱いているが、彼女を妹としても大切にしたいと考えており、板挟みに悩まされている。
　「妹はエロに免疫がない」・「妹は自分が養子であることを知らない」・「妹は自分に恋愛感情なんか持っていない」と考えているのも原因なのだが、秘密はことごとくばれている上に妹も兄のことを好きなので、誤解もいいところである。
　(ただし、こうした誤解を乗り越えたとしても彼が妹に手を出すかについては、疑問が残る)
　この誤解がポイントで、後述の女性達の脅迫に逆らえないのも、「妹にこんなスケベな兄の実態がばれたら軽蔑されてしまう」と怖れているからである。
　杞憂であり、見ている側としてはバレバレ(むしろ、妹はそんな兄が好き)なんだからいいじゃんと思ってしまいがちだが、彼自身はそのことに気がついていない。

　エロに流されやすく妄想では自由奔放だが、現実の恋愛関係については真面目で、元幼馴染みの土浦彩葉に度々迫られても拒んでいる。……が、人の話を聞かない上に強引な彩葉には、毎度小さい頃の約束を盾に結局押し負けている。
　彼女にファーストキスを奪われた時はトラウマになり、真人間に戻ろうとエロ本を捨てAGE探検隊を脱退しようとした。
　奈緒と彩葉にそれ以上の精神的ダメージを与えられた結果、元の莢におさまってしまったが。

　クラス委員である近藤繭佳にひょんなことからエロ本を「人質」に取られ、ペットとして仕えるようになる。
　パンスト越しのパンチラだとか「ペットと飼い主」という関係から膨らんだ妄想に釣られた気もしなくはないが、あくまで奈緒に知られることなく「人質」を取り戻すために敵の懐に入っただけである。度々忘れがちだけどそうなんである。
　奈緒や彩葉のように押してこない(恋愛感情に発展していないのだから当然なのだが)こと、優しくて思いやりのある性格、無意識に繰り出されるなでなでや抱きつき(たわわな胸のふくらみ付き)などに、すっかり骨抜きにされてしまっているが。
　繭佳の方も揺れ動いてきており、今後の展開から目が離せない。