高橋名人とは、高橋姓の名人位獲得者である。高橋利幸(ハドソン元社員、役職「名人」)氏が有名。他の姓たとえば斎藤姓が高橋名人になるには姓を変えなくてはいけない。
ちなみに「高橋名人」はハドソンが商標登録を行っている列記とした商標である。
本名:高橋利幸。1959年5月23日生まれ、北海道札幌市出身。株式会社ドキドキグルーヴワークス代表取締役「名人」、ならびに株式会社MAGES.「名人」職。歌手や声優、司会業など、タレント活動も行っている。現在はスキンヘッド。
2011年5月までゲームメーカーである株式会社ハドソンに所属しており(コンシューマコンテンツ事業本部宣伝部所属、最終役職は「名人」職)、1980年代後半にファミコンの名人として一世を風靡した。毎秒16回の速さでコントローラのボタンなどを押す16連射は代名詞である。 現在でもブログで活躍中。いわゆる「ゲームは1日1時間」の名言を残したことで有名。
「高橋名人の冒険島」シリーズの主人公だったことは有名だが、派生作品であり、同様に自身もキャラクターとして登場するTVアニメ「高橋名人のBUGってハニー」で主題歌を歌っていたことはあまり知られていない。ブーム当時から歌唱力は高く、この他にも複数の楽曲を発表している。2010年にはアルバム「高橋名人伝説-魂の16連射-」を発表、齢50を数えた今なお往年の歌唱力は健在である。
近年では悠仁さま誕生の際に、テレビ東京のそれを報じたニュースの街頭インタビューを偶然受け、一般人としてしれっと電波に登場したことがネット界隈で大きな話題となり、ハドソンに問い合わせが殺到したり、東京スポーツの記事として取り上げられたりした。なお、スタッフは放送されて騒ぎになるまで、取材した相手が高橋名人であることには気がつかなかったとのことであり、これは「テレビ東京伝説」の一つとして数えられている。
人気絶頂期に「高橋名人がコントローラーのボタンにバネを仕掛けていたのが発覚して、警察に詐欺容疑で逮捕された」というデマが流れたことがある。これは元々高橋名人が警察署の一日署長をやったことがきっかけではないかとされている。このデマの収拾のために、当時のコロコロコミック(小学館)紙上でデマであると否定する文章を掲載した。
ちなみに、このデマを聞いて高橋名人がコントローラーにバネを仕込んで試したところ、バネが突っ張り棒になって全然動かなくなったそうである。そりゃそうだ。
1987年のPCエンジン発売に際して、「ファミコン名人」のイメージを払拭するために一時的に芸能活動を縮小したためここで世間から「消えた」というイメージを持たれたが、氏はその後もハドソンの社員としてゲーム業界に関わり続けており、2011年時点でもハドソンの広報部で広報部長を務めていた。2011年5月末をもって同社から退社。6月からは後述する「ゲッチャ!」の配信元であるゲッチャ・コミュニケーションズ株式会社に勤務する事となった(が、移籍先はハドソンに籍がある5月一杯は発表されなかった。けじめということであろう)。
なお、2012年10月に勤務先のゲッチャ・コミュニケーションズ株式会社が株式会社MAGES.に買収されたため、現在は株式会社MAGES.所属となっている。
2014年6月にゲームメーカー「ドキドキグルーヴワークス」を設立、代表取締役「名人」に就任した。
上記のとおり「高橋名人」という名前は商標として株式会社ハドソンが登録しているため、6月以降はこの名前を名乗れなくなるのでは、と懸念されたが、ハドソンより名前の使用が許諾され、さらに移籍先であるゲッチャでも「名人」職のポストが用意されることとなったため、無事6月以降も「高橋名人」と名乗れることとなった。なお、それまでハドソンのサーバにて運営されていた公式ブログ「16連射のつぶやき」は、6月からはアメブロに移籍している。
ニコニコ動画においては2010年7月22日(木)、運営生放送「ゲームのじかん」第4回~1986年の夏は燃えていたか~に登場、新旧タイトルにまつわる話や人気絶頂時の話を展開したほか、同じ運営生放送の「ゲッチャ」において、レトロゲームを紹介する「高橋名人世代」のコーナーをレギュラーで担当している。余談であるが、この「ゲッチャ」のチャンネルIDは1616chである。
ただ、上述のとおりゲッチャは運営会社が代わり公式放送に昇格したため、現在チャンネルは過去放送の一部アーカイブスが見られる程度にしか使われていない。
長年独身を貫いており、ブーム当時はコロコロコミックにて「ファミコン、パソコンなど、「コン」と付くものは何でも得意だが、唯一結婚だけは出来ない」と書かれていたこともあるが、2011年12月9日、上記「ゲッチャ!」内にて、52歳にして入籍を果たしたことを発表した。ちなみにこの日が選ばれた理由は、お相手の誕生日であるからとのこと。また、同番組で一緒にMCを勤める椿姫彩菜やスタッフ達はこの事実を知らなかった模様。
2012年10月についに声優デビューした。テレビアニメ「BTOOOM!」にて、鷹嘴(本人がモデル)役で出演している。
日本テレビ系深夜番組「夜遊び三姉妹」にたまに出演することがある。2012年12月6日放送の「ワールドカップはお好き?の巻」では、GWC(グラビアワールドカップ)と称したグラビアアイドルがサッカーゲームで優勝を競う企画の司会者として登場し、「だって僕の奥さんもGカップなんだも~ん」と見事な痴態を晒していた。
16連打とは、その呼び名のとおり、ボタンを1秒間に16回押すことである。しばしば16連射とも呼ばれ、近年ではこちらの方が前面に押し出されている。
「高橋名人」こと高橋利幸氏の「伝家の宝刀」であり、上記のとおり氏の代名詞となっている。ファミコンブームや「名人」ブームの火付け役であり、当時よく見られた「ゲームプレイヤーを主人公としたマンガ作品」では多くの主人公が超人的な連打技を提げることとなった(例: 「ファミコンロッキー」のゲーム拳50連打、「突撃!ゲームボーイ」の百八竜等)。
「名人」ブームの最中では、高橋氏以外にも連打技をウリとする「名人」が複数登場しており、毛利名人(毛利公信氏)との対戦の模様は「GAME KING 高橋名人vs毛利名人」として映画化された。作中では、双方共に自身の連打技に磨きをかけるためのトレーニングシーンが描かれており、「パワー派」の人物像が先行する高橋氏はこの中で16連打でスイカを爆砕するという荒技を披露している。
最も体調の良い時には17連打以上を出すことも出来たとのことであるが、16という数字のキリが良かったため伏せられていた。また、実際には全盛期においても、常に「トップギア」を維持できた訳ではなかったとのことである。年齢が50歳を越えて肉体が衰えた現在では、残念ながら繰り出すことが出来ないとのことである。
掲示板
216 ななしのよっしん
2024/02/16(金) 22:38:25 ID: C54zBRzZ0s
ただのゲームメーカーの一従業員なのに芸能人みたいな扱いをされるのが、本人にとっても会社側にとっても、ちょっと色々厄介だったから、SFC以降はメディアの露出を減らしたんだろうね
それでもSFC以降、ゲーム紹介番組やゲーム雑誌、少年誌等で、ゲーム業界に関するコラムを書いたり、ソフトの知名度は低いけど隠れた名作みたいなものをたくさん紹介してくれるとありがたかったなと思う
この辺りのゲーム業界の裏話とか、高橋名人くらいしかやれないだろうなと思っていたし
217 ななしのよっしん
2024/05/26(日) 16:58:38 ID: A/W13Tuli6
たまにポケモンロックマンの有賀ヒトシ(現:ありがひとし)先生同様ようつべに現れるゲーム業界有名人の一人
218 ななしのよっしん
2024/11/24(日) 19:37:07 ID: D3EE7ghmG5
「高橋名人物語のホントとウソ」
https://
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最終更新:2024/12/11(水) 21:00
最終更新:2024/12/11(水) 20:00
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