高波文一とは (タカナミフミカズとは) [単語記事]

プロ野球選手一覧　>　高波文一

高波文一（たかなみふみかず、1975年 11月3日-）とは、熊本県出身の元プロ野球選手（外野手）である。

概要

OB
高波文一
基本情報
出身地	熊本県牛深市
生年月日	1975年 11月3日
身長体重	174cm 72kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	外野手
プロ入り	1993年ドラフト3位
引退	2009年
経歴
選手歴熊本県立熊本工業高等学校阪神タイガース(1994年-2003年) 西武ライオンズ(2003年-2006年) 東北楽天ゴールデンイーグルス(2007年-2008年) オリックス・バファローズ(2009年) 監督・コーチ歴福岡ソフトバンクホークス(2012年-2013年、2017-2018年)
プロ野球選手テンプレート

熊本工業高校から1993年のドラフト3位で阪神タイガースに入団。以降、西武ライオンズ→東北楽天ゴールデンイーグルス→オリックス・バファローズと4球団を渡り歩き、引退後は地元の九州へ戻って5球団目となる福岡ソフトバンクホークスでコーチ・スタッフを務めている。

足が速く、守備もそれなりに巧い。阪神に在籍していた頃は「F1セブン」の一員だった。阪神では代走要員としてそこそこ使われていたが、2003年のシーズン中に金銭トレードで西武へ移籍。西武では一時準レギュラーとして活躍したこともあったが、2006年は一軍出場がなくオフに戦力外となり、楽天へ移籍する。

楽天在籍時の2008年にひっそりとFA権を取得。捕手以外の野手でシーズン 100試合出場を経験せずにFA権を取得した珍しい選手のひとり。同様の選手に平尾博嗣がいるが、実はドラフトの同期（平尾が2位指名）である。

2008年オフ、楽天から戦力外通告を受け、オリックスへ入団。しかし、2009年に再び戦力外通告を受け、現役引退。

打撃は期待されておらず、16年間のプロ生活をほとんど代走・守備要員として過ごした。それ故、タイプの似ていて打てる選手が加入すると、押しのけられる格好でクビを切られるというパターンを繰り返した。阪神では中村豊、西武では福地寿樹、楽天では聖澤諒に出場機会を奪われる形で放出。それでも他球団に拾われ続けたあたりは、足と守備に関しての評価の高さが伺える。

引退後、福岡ソフトバンクホークスへファームスタッフとして入団。2011年オフから三軍外野守備走塁コーチに就任。2013年は二軍外野守備走塁コーチを務めた。2014年からホークスジュニアチームのマネージャーに異動。2017年から2018年は再び三軍外野守備走塁コーチを務め、2019年からは副寮長兼リハビリ担当スタッフに異動した。