高蔵寺駅とは (コウゾウジエキとは) [単語記事]

概要

高蔵寺ニュータウンの麓に位置している。島式ホーム3面5線の地上駅で、改札口、北口、南口は地下道で繋いでいる。春日井市の駅では最大のターミナル駅で、中央本線と愛環を合わせて、乗降者数は5万人ほどである。

高蔵寺駅は水害に弱いことで知られる。北からは山からの水が流れ込み、すぐ南には庄内川が流れているためである。洪水時は、地下道が水没するなどの影響を受ける。

桃花台新交通が乗り入れる構想があったが、廃止になったために実現はしなかった。

駅北口には名鉄バスのバスターミナルがあり、駅南口には名古屋市営バス（ゆとりーとラインを含む）やかすがいシティバス（コミュニティバス）のバス停がある。
大曽根駅⇔高蔵寺駅間は、ゆとりーとラインが庄内川を跨いで並走しているが、同区間を通して利用することはほとんど想定されていない状況であり、時間・本数・運賃のいずれにおいても中央本線に水を空けられている^[1]。特に所要時間に関しては、ゆとりーとラインは一般道の走行区間が長いこともあって、ゆとりーとラインが大曽根駅から高蔵寺駅に着く間に、中央本線が大曽根駅⇔高蔵寺駅間を往復することができるほどである。