高順とは (コウジュンとは) [単語記事]

高順とは、三国志に登場する人物である。

概要

高順（？-198年）　字、出生、家族の一切が不明。

呂布の都督、のち中郎将。

彼に関する活躍は呂布伝に多く記載されている。

呂布軍の誇る猛将の一人で、張遼と並んで重んじられた男・高順。
義に厚く清廉な人柄で、兵士の鎧や武器の手入れを徹底しているほどの仕事熱心。

正史では彼が攻めた敵陣は必ず撃破する事から「陥陣営（かんじんえい）」の異名をとった。
呂布軍の強さは、呂布自身の武勇もさることながら、高順の存在も大きかったといえる。

196年6月には、呂布の部将・郝萌の反乱を迅速に鎮圧。

198年9月には、劉備の立て籠る沛城を攻め落して劉備の妻子を捕え、
さらに劉備の救援に駆けつけた夏侯惇を追い払った。

ところが、郝萌の討伐以降、呂布は高順の忠誠ぶりを評価する一方で、進言を取り入れず、
それどころか呂布の縁戚関係にあたる魏続に高順の兵を渡してしまうなど、
重用されてる割に良い扱いをされていなかった。
陳宮との不和もその頃からである。
それでも高順は不平を言わず、ただただ従い、戦い続けた。

しかし、曹操軍に追い詰められ、下邳での篭城戦を強いられた時、
呂布は陳宮と高順に下邳城を守らせ、自ら曹操軍の補給路を断とうとしたが、
厳氏（呂布の妻）が陳宮と高順の不仲を指摘したため取りやめてしまう。

198年12月に呂布軍は敗れ、滅亡。
命乞いをする呂布を横目に、高順は曹操軍に処断される最期の時まで呂布への忠義を貫き通した。

ハゲではなく辮髪。
陳宮は高順や張遼を『呂布軍の宝』と称し、信頼し合うほどの仲。漫画版の潔さをみんなも見習おう。
アニメ版？そんなものは忘れろ

作品を重ねるごとに評価され出すようになり、ようやく猛将並の能力となった。
愛着を持って育てれば張遼をも超える（はず）。

Ver3 .59 現在、R高順（陥陣営）とUC高順（卑屈な急襲）の二枚。

特にR高順（陥陣営）は自城のゲージが少ないときに使用すると武力が大幅に上昇するため、群雄好きから広く愛用されている。自城ゲージを削る計略を持つ武将と特に相性が良い。