高麗航空

高麗航空（こうらいこうくう、コリョこうくう）とは、朝鮮民主主義人民共和国の航空会社である。

概要

고려항공 高麗航空 Air Koryo
ICAOコード	KOR
IATAコード	JS
コールサイン	Air Koryo
アライアンス	なし
保有機材数	12機 (2016/9現在) ※実質稼動は4機
ハブ空港	平壌順安国際空港
就航地	6都市

朝鮮民主主義人民共和国のフラッグキャリアである。国営。

「コリョ航空」「エアーコリョ」とも。

平壌順安国際空港をハブ空港とする。

国際線は中華人民共和国とロシア極東地域への便を飛ばしている。国内線は清津（チョンジン）、元山（ウォンサン）行きが主である。

国内線シェアは断トツの100%を誇る。

2007年から現在にかけて、ツポレフ Tu-204やアントノフ An-148-100の中古機や新型機を導入している。

しかしやはり全体的に機体が古く、安全性が懸念される。EU域内での飛行が禁止されていた時期もあった。現在、ツポレフ Tu-204によるEU域内での飛行は認められている。中国でも飛行不可能になる可能性がある。

またサービス面も非常に悪いことで有名である。スカイトラックス社による航空会社番付では、5年連続ワースト1、全600社で唯一の1段階評価とされた。
金正恩総書記の指導により、機内食や乗務員制服の刷新を図るがなお最低評価の汚名を払拭できずにいる。

金正日総書記が飛行機嫌いだったり、金正恩総書記が積極的な外交をしなかったりと、あまり首脳外交では使用されていない。

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