鬼ノ哭ク邦 単語

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オニノナククニ

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生者の世界、死者の世界、対を成す二つの世界で紡がれる“命”の物語―。

鬼ノ哭ク邦(オニノナククニ)とは、スクウェア・エニックスより2019年8月22日に発売されたアクションRPGである。

概要

2019年2月14日放送された『Nintendo Direct』にて、本作が発表された。開発元は『いけにえと雪のセツナ』『ロストスフィア』を開発したTokyo RPG Factory、対応機種は『Nintendo Switch,PlayStation 4,Steam』である。クリエティプロデューサーとして『LIVE A LIVE』を手掛けた時田貴司氏が携わる。
タイトルロゴの筆文字は『伝説巨神イデオン』『聖戦士ダンバイン』のキャラクターデザインで知られるアニメーター友謙氏が手掛けた。

主人公のカガチの担当声優橋詰知久氏。アニメゲームを通じて本作で初となる『主人公』の声優を担当する。『進撃の巨人』ではベルトルトの担当声優としても知られている。

本作のストーリーは生者の世界現シ世(ウツシヨ))と死者の世界リ世(カクリヨ)を主人公が行き来し、迷える迷イ人)を救うというもの。戦闘主人公ビ人(ジョブリアルタイムで切り替え、戦略的且つ爽快なものとなっており、スキルを修得していくことで戦いやすくなる。本作のボリュームは普通ストーリークリアし、キャラクターカスタマイズした場合、約30~35時間程掛かるという。やり込み要素があり、ハクスラ的な遊びも用意されている。ビ人を育成したり、武器を強化、カスタマイズすることも出来る。ストーリー橋本く「ブレーキをかけずに、心を抉るような物語した。」とのこと。『』、『輪廻転生』といった単語も出てきており、全体的にどちらかといえば東洋的な世界を形成している。

逝ク人守リは現シ世とリ世を行き来出来るが、初めて行くリ世では、五感が絶たれた『リ世縛リ』といった状態になり、探索困難である。探索を行いやすくするには、『縛り戻シ』を持った『想イ』という魔物を倒す必要がある。この魔物を倒すことにより、現シ世とリ世の縛りを解く。

現シ世とリ世は同じように見えるが、似て非なる世界。それぞれの世界にはそれぞれの法則がある。現シ世では破壊出来たオブジェクトリ世ではそれが出来ない、乗り物世界によっては作動しない、宝箱世界によっては存在する、リ世にしかない時歪み遷イ路(ウツロイミチ)』がある、等といった明確な違いがある。これらを理解し、ゲームを進めて行きたいところだ。

本作の舞台は、『中ノ邦』という王。このでは輪廻転生の理が社会に浸透しており、民衆からはそれを当然のこととして捉えられている。民衆は迷イ人になることを恐れ、悲しみや憎しみの感情を押し殺して生活しているが、最近になって出生率が下がり、輪廻転生の理について疑問を抱き始めている。

攻略本は本作と同時に発売され、オリジナルサウンドトラック2019年9月11日に発売された。2020年2月VGMOの『Annual Game Music Awards 2019』exitにおいて、『Albums of the Year』を受賞したことが公式より明らかとなった。

あらすじ

輪廻転生によって命が繁栄した世界。人々は授かりし命を謳い、来世への祈りをげた。

死に対する悲しみは、生者を縛り、死者をためらわせる。すなわち、死を悲しむことは、輪廻転生を妨げる禁忌に他ならない。だから人々は、その悲しみを笑顔に変えて、死者を送る。

しかし、を忘れようとした人の心にも、救いが必要だった。そうして生まれたひとつの役割──人は彼らを、「逝ク人守リ(イクトモリ)」と呼んだ。

それは、彷徨える死者の「迷イ人」を救済する、いわば生者と死者、この世とあの世の調停者の役割を担う存在。「逝ク人守リ」は、「迷イ人」の未練を断ち、来世へと送る者。生者と死者の想いに触れ、命を尊ぶ者。

これは、ひとりの「逝ク人守リ」、その命の物語──。

登場人物

公式サイトからの引用があります。(詳細は公式サイトを参照。)

ガチCV:橋詰知久
輪廻転生の理を体現する若き「逝ク人守リ」。人の命を来世につなげることこそが、自分の使命であると考えている。ゆえに、任務遂行のためなら、自らの手で他者の命を終わらせることにもしない。 少女リンネとの出会いによって、血の運命に巻き込まれていく。
リンネCV:三上枝織
主人公と共に旅をすることになった不思議少女名前を忘れてしまい、カガチから『リンネ』と名付けられた。また、少年時代のカガチの前にも現れており、少女のまま不老の状態となっている。
黒夜叉CV:――)
忘れ去られた過去漆黒の業火をその身にう、多き衣の剣士
クシ(CV:小山剛志
ガチの育てのであり、逝ク人守リ。マユラ)思いの良き父親で周囲からは頼れる存在でもある。自身のことを語らないが、『思い』は周知の事実となっている。
マユラ(CV:Lynn
ガチ幼馴染で、クシの。心優しい若き逝ク人守リ。迷イ人、ビ人関係なく、人との繋がりを大切にしているが、それが逆に逝ク人守リである自身を苦しめている。輪廻転生の理と自身の思いから生じる矛盾により、自身を悩ませている。
ロベリアCV:田中敦子
信じられるのは己だけであり、他の何者も信じない孤高の邦
イオウ(CV:白熊寛嗣
ロベリアの忠実なる右腕であり、実の息子

鬼ビ人

ビ人とは、即ちジョブのことをす。様々なビ人がおり、それぞれ固有の武器スキルを保有している。任意で成長が可憑依させるビ人によって、プレイヤーの戦術が大幅に変化する仕様となっている。ストーリー上では、非常に強い想いを持った迷イ人のなれの果てであり、魔物化や輪廻転生も出来なかった存在で、ビ人になる前の記憶消失している。スキルツリーを解放していくと、ビ人が生前、人間だった頃の記憶を取り戻すイベントが用意されている。以下はビ人の個別紹介だが、詳細は公式サイトを確認してほしい。

アイシャCV:大空直美
ガチが逝ク人守リになった時から、ともに相棒として行動している。情熱的で情深いビ人。『』を用いる。
ザーフ(CV:赤羽根健治
ビ人となった今も、人の内にあるさを漂わせる、生正義感の強いビ人。『』を用いる。
ウィルCV:代永翼
明るい性格で、しみやすい性格のビ人。『』を用いる。
ディーアCV:佐藤聡美
丁寧な口調と優な振る舞いから気品さえ感じられるビ人。『クロスボウ』と『』を用いる。
イザナCV:豊口めぐみ
どんな時でも冷静で、決して何者にも流されない。生者の言葉や感情をじっと観察し続けている孤高のビ人。『』を用いる。
リガン(CV:阿部敦
性の戦闘センスを持つビ人。『双剣』を用いる。
ガウォード(CV:置鮎龍太郎
何事にも動じない、大胆不敵なビ人。『』を用いる。
レイズCV:程嶋しづマ
知識を貪欲に探しめるビ人。『』を用いる。
シカCV:桑島法子
自分の全てを宿命にげるビ人。『格闘』を用いる。
ゼファーCV:江川央生
大自然の中で、を鍛え続けたビ人。憑依する者を背に乗せて戦う。

体験版

2019年7月23日より、体験版の配信が開始。ストーリーの序盤がプレイでき、ストーリーモードセーブデータは製品版に引き継ぐ事が可である。ストーリーモードクリアすることで、バトルモード解放され、ビ人4人(アイシャ、ザーフ、ウィルイザナ)を憑依させた状態でバトルを行うことができる。

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