四万十川の上流、広見川流域の中山間地帯に位置する愛媛県南西部のまち。
2005年(平成17年)1月1日、広見町と日吉村が合併して発足。
1,000メートル級の山地に囲まれた典型的な中山間地域で、四万十川の最大級の支流である広見川や足摺宇和海国立公園に指定されている成川渓谷など、 豊かな自然を有する。
太平洋戦争中、国のアルコール工場を中心に発展した。現在の産業の中心は農業で、特にコメやユズが特産品として知られる。以前は林業も主幹産業であったが衰退に歯止めがかからない。漁業は主に広見川で行われており、アユやウナギ、モクズガニ、ウグイ、アマゴ、コイなどが獲れる。
特徴的な町名は、本町の南に位置する鬼ヶ城山(山頂は宇和島市に所在)鬼の城はこの地から見て北にあるという意味。当初、松野町も加わった合併協議の過程では「鬼」の字を嫌って「きほく町」とひらがなにする予定だった。
町内を国道320号が縦貫しており、これに交わる形で鬼北町の中心地から南方向に松野町を通り高知県四万十町方面へ国道381号が、北方向では国道441号が西予市・大洲市方面に伸びている。また、八幡浜市・大洲市から西予市を通る国道197号が町内北部を抜け高知県須崎市方面へと繋がっている。
日本の全市町村中唯一名前に「鬼」の字が入ることから、鬼をテーマにした地域おこしが行われている。「道の駅森の広見三角ぼうし」にある「鬼王丸」の像や、「道の駅日吉夢産地」にある「柚鬼媛」の像は愛媛ではそこそこ知られたフォトスポット。
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最終更新:2025/05/24(土) 06:00
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