鬼畜ヒーローシリーズとは、ちょっぴり過激なヒーローの登場する動画につけられるタグである。
概要
ヤバイ。鬼畜ヒーローヤバイ。まじでヤバイよ。マジヤバイ。
鬼畜ヒーローヤバイ。
まず外道。もう外道ってもんじゃない。超外道。
外道とかいっても「てめーらには教えてやらねぇ。クソして寝ろ!」とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無敵。スゲェ!なんかピンチとか無いの。必殺技とかパワーアップとか超越してる。外道だし超強い。
しかも本人は正義だと思ってるらしい。ヤバイよ、正義だよ。
だって普通はヒーローは外道なことしないじゃん。だって自分の立場が悪くなったら困るじゃん。ちびっこから嫌われたら困るっしょ。
PTAとかから苦情が来て、2クール放映の予定だったのに、1クールで打ち切りとか泣くっしょ。
だから、普通のヒーローは外道なことしない。話の分かるヤツだ。
けど鬼畜ヒーローはヤバイ。そんなの気にしない。外道なことしまくり。
無敵っていったけど、もしかしたら有敵になるかもしれない。でも有敵ってことにすると「じゃあ、そいつはいざやられる時、どんな方法で殺されるの?」って事になるし、それは誰にも分からない。ヤバイ。誰にも想像できないなんて凄すぎる。
あと超卑怯。約うろたんだー1ダース。スネ夫で言うと約1億人。ヤバイ。卑怯すぎ。敵は攻撃する暇もなく虐殺される。怖い。
それにためらいが超何も無い。超ケロリ。それに超短気。登場直後に必殺技とか平気で使ってくる。出会い頭に必殺技て。小学生でもルール違反だって知ってるよ、最近は。
なんつっても鬼畜ヒーローはスルー能力がすごい。周囲の非難の声とか平気だし。
うちらなんて無敵技とか作品の盛り上がり的に上手く扱えないから弱点作ったり、敵に耐性つけたりするのに、鬼畜ヒーローは全然平気。無敵技やアイテムを初回から扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、鬼畜ヒーローのヤバさをもっと知るべき。
そんなヤバイ鬼畜ヒーローシリーズを生み出した円谷プロとか東宝とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
つまり、そんな鬼畜ヒーローシリーズとはそんな感じのヒーローが活躍する動画につけられるようになったタグである。
タグは、放送に関する規制がまだ緩かった昭和中~後期に制作された特撮作品を扱った動画によく付けられている。
ただし、アニメでも鬼畜ヒーロー認定される作品はいくつか存在する。
近頃だとアメコミのパニなんとかさんとかSペクターさんの動画にも貼られているが、彼らはネタではなくガチの鬼畜ヒーロー(公式)なので興味のある人はそちらも見ればいいだろう。ただし見た後の責任は取れない。
鬼畜ヒーローの所業
- 怪獣であるという理由だけで無実の怪獣を虐殺(多数)
- 「怪人になった」という理由で旧友を殺害。(仮面ライダー、仮面ライダーV3、変身忍者嵐、ほか)
- 大抵、旧友であった事を利用して寝首を掻きに来るので正当防衛である。
- 水圧の高い深海から急に浮上して内臓がとびだしたんだ(漫画版仮面ライダーX)
- 急いで海面に上がろうとしただけで、あくまで救助するつもりであった。
- 輪投げで勝負している最中、負けそうになったので力業で虐殺(流星人間ゾーン)
- 富士山火口にガスタンクを放り込み、大噴火させる(スペクトルマン)
- 味方多数で一体の怪獣(反抗の意志無)をリンチ(ハヌマーン&ウルトラ兄弟)
- 見知った民間人以外は全員見殺し
- 武器が棘付のフレイル、自動車のドア、ショットガンetc(多数)
- 部位破壊は基本
- 不意打ち、騙まし討ちも基本
- 地球の命運がかかっているから本気で殺る
- オープニングテーマの歌詞に「失せろ!」(グリーンマン)
- オープニングテーマの歌詞に「いまだ!キックを使え!目だ!」(ミラーマン)
- オープニングテーマの歌詞に「いまだ!パンチのチャンス!腹だ!」
- オープニングテーマの歌詞に「いまだ!止めの一撃! 頭だ!」
- あくまで外野の発言である。当のミラーマンは指示を無視して光線技を使ったが、技は「宙を切る」事になった。
- 「一対一のサッカーは試合じゃない、喧嘩だろう!」(アニメ版ゲッターロボ)
- 神隼人その1
- ミチルをさらった白樺高校サッカー部キャプテンが竜馬に決闘を申し込むも、決闘状が隼人に渡ったため隼人が代わりに(勝手に)決闘へ。
- なお、白樺高校サッカー部キャプテンは繰り返しボールを叩き込まれノックアウト。
- 顎だ!背中だ!腹!
- 「目だ!耳だ!鼻!」(石川版漫画ゲッターロボ)
- 凶悪な顔つきで笑いながら部下を粛清(新ゲッターロボ)
- 神隼人その3
- 防衛庁の情報施設襲撃後、あまりの隼人のキ○ガイっぷりに恐怖し逃げようとした武蔵似の部下を粛清するとき。
- 目だ!耳だ!鼻!
- なお、直後のタイトルコールは『隼人が来る!』
- あまりのキ○ガイっぷりに視聴者は皆こう思ったことだろう「帰ってくれ!!」
- オープニングテーマの歌詞に「全滅だ!」(鋼鉄ジーグ)
- オープニングで毎回敵をバイクで轢く(鋼鉄ジーグ)
- この野郎!ジーグブリーカー!死ねぇ!(鋼鉄ジーグ)
- ヒミカの子という理由だけでじゅうぶんだ!(鋼鉄ジーグ(漫画版))
- 敵、味方双方から人間としての甘さを利用され、精神的に追い詰められた末の発言。
この決断への罪悪感から悪夢にうなされる事になり、味方からも「奴は人の手に余る」と畏れられる事になった。
- 敵に多額の示談金を要求する
- 彼女の家でヒモ同然の暮らし(天体戦士サンレッド)
- ボルガ博士、お許しください!(チャージマン研!)
- 「チャージマン、殺してやる!」「それは僕が言う台詞だ!」(チャージマン研!)
- クソッ、しぶとい奴め……!
- ヒロインや街を無差別攻撃で爆破
- 男女平等なので、女も殴る。その人が別に悪いこともしていなくても(イタリアンスパイダーマン他)
- ルール無用の闇試合だからといって技術大国日本のテクノロジーを駆使したヘリコプターやロボを投入(カブトボーグ)
- エンディングテーマの歌詞で「憎い怪獣ぶっ殺せ」(スペクトルマン)
- 一応上司であるネビュラ視点の歌詞であり、スペクトルマンは無闇な被害は出しても無闇な殺生はしない・・・はず。
- 戦隊ヒロインが一人でロボに乗り込み敵と仲間(どちらも人間サイズ)をロボで殴り、踏みつけた挙句10体合体して必殺技を放ち、最後はバランスを崩してロボが転び敵をすべて潰す(轟轟戦隊ボウケンジャー)
- 敵が巨大化したらすぐさまロボ登場→変形→剣を投げる→敵爆発→所要時間30秒以内(スパイダーマッ)
- 血祭り大好きサイバトロン 特にクリフとかアイアンハイドとか赤い連中(戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー)
- このままではエネルギーが豊富な星が支配されてしまう→よし爆破しよう(笑顔で)→爆破(戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010)
- 敵、逃げ出す→追いかける→ゾーンパワードカッター→まっぷたつ(トランスフォーマーZ)
- 石で目潰しをしたり、バイクで敵を轢き殺したりする。なのに敵には「男なら拳ひとつで勝負せんかい!!」とか言っちゃう(ボンボン版餓狼伝説)
- (敵の本拠地に乗り込むとき)「こそこそいくなんざまっぴらだ!」直後に「ザコどもはきみとアンディ(仲間)にまかせる」(ボンボン版餓狼伝説)
- 最終決戦で自分を庇って死んだライバルキャラを放置したまま最終話完(ボンボン版餓狼伝説)
- 「にどとこんなことをしないようにこらしめてやる!」とワイリーにバスター連射(池原版ロックマン)
- 「う、撃つのか!? ロボットであるお前が、人間のこのワシを!」→「I am more than a robot!! Die Wily!!」(海外版ロックマン7)
- 今回は何もしていないのに問答無用で吹っ飛ばされる悪役(超特急ヒカリアン)
- 毎週のナレーションを途中で放棄し、散々放言したあげくオープニングのカラオケで済ませる(ライオン丸G)
- 自分が売却した武器が盗まれた事に腹を立てて武器屋の親父を斬殺(ランス3)
- 常に連れている奴隷の回復魔法を試すために通行人を斬り付ける(戦国ランス)
- 友好的に挨拶してきた同業者に幾度となく襲いかかって有り金を巻き上げる(ランス・クエスト)
- まずぶっ飛ばす。話はそれから聞いてやる(魔法少女リリカルなのはシリーズ)
- 酒場に行って聞き込みをする際、何の関係もない手近な奴の指を折る。そしてこの台詞。「この男の小指を折らせてもらった。ブレイクを殺したのは誰だ?」「今度は人差し指だ。誰がブレイクを殺した?」 (Watchmen)
- 痛いか?助かりたいか?だめだな(北斗の拳)
- 20億人のバルタン星人が冬眠している円盤をスペシウム光線で爆破(ウルトラマン)
- クライシス皇帝を約50億人の民(殆どが罪の無い民間人)が住む怪魔界もろとも爆破(仮面ライダーBLACKRX)
- 掟を破って人間を襲った怪人を処罰しようと追ってきた善の怪人に対し「なんだか知らねえが、気に食わねえ」という理由で斬殺(仮面ライダーディケイド)
- (人質を殺すと脅迫する犯人に)やってみろ。お前を人質と弟もろとも殺してやると宣告する少年探偵(鉄人28号)
- 「敵に物を投げつけろ」と説明すれば良いのに、わざわざ平和な街で実演して街を破壊する博士(PS2版鉄人28号)
- 敵国首都とはいえ、何の罪もない多数の民間人が住む有人惑星に大量破壊兵器=波動砲を打ち込み、惑星一つ完膚なきまでに破壊し尽くす(宇宙戦艦ヤマト)
- 敵国首都とはいえ、何の罪もない多数の民間人が住む惑星に大量破壊兵器=波動砲を打ち込む。ついでに周辺の星々も誘爆させ、銀河を丸ごと一つ潰す(宇宙戦艦ヤマト ヤマトよ永遠に)
- バスの暴走阻止、時限爆弾解除を失敗し自分達だけ脱出。子供達爆死。
白々しく「なんてひどい事を…」(本気戦隊ガチレンジャー)
- 5人分のトゲ付きメリケンサック、蹴りを怪人にお見舞い、トドメに焼却(本気戦隊ガチレンジャー)
- 回復魔法、魔法攻撃、タックル、2回連続攻撃、通常攻撃とやたらウザったい攻撃を連発(オノレンジャー)
- ジャスティスブレイカ。(オノレンジャー)
- 友達が少ないという理由から魔王になろうとする(虹色戦隊ニジレンジャー)
- 変身中に銃撃を受けて仲間が倒れたので、金で雇った悪魔に助太刀を要請(虹色戦隊ニジレンジャー)
- 戦闘開始前に悪魔の女の子に近寄られた(本当に近寄っただけ)ので顔面にビーム攻撃(虹色戦隊ニジレンジャー)
- 5人しかいないのに7人と名乗ってしまった結果、案の定ツッコまれたので一般人を無理矢理勧誘して追加メンバーに引き込む(虹色戦隊ニジレンジャー)
- 失敗続きで精神的に追い詰められ、上司に理性を失わせる黒仮面を被せられた敵幹部を問答無用にマシンで轢き殺す。(yes!プリキュア5)
- 敵というだけでケーキ盗み食いの犯人に仕立て上げる(真犯人は主人公)(yes!プリキュア5gogo!)
- 怪物にされた兄をメタメタに痛めつける。(ハートキャッチプリキュア!)
- 巨大な女性が怪物に鉄拳制裁(ハートキャッチプリキュア!)
- 敵の戦闘員を2体捕まえ、範馬勇次郎の「ドレス(人をヌンチャクのように扱う技)」のようにぶん回し怪物をメタメタに痛めつける(ハピネスチャージプリキュア!)
- 体重調整のため低カロリーのお菓子を選ぶ仲間のフィギュアスケート選手にダメ出しをして高カロリーのお菓子を食べさせる主人公(HUGっと!プリキュア)
- 真面目に働きだした敵組織を「暇だから」という理由で無理矢理悪事を働かせ、それをぶちのめす。(ウルトラ忍法帳シリーズ)
- 敵対組織にお年玉をせびる。というか、強盗。(ウルトラ忍法帖シリーズ)
- 敵は五体バラバラにしてホルマリン漬けに。(ウルトラ忍法帖シリーズ)
- 怪物化した先輩を「いつもの恨みを晴らすぞ!」といわんばかりにメッタメタのギッタギタに切り刻む。(ウルトラ忍法帖シリーズ)
- 地球の先住民と名乗る人々の住む基地を爆破して、「海底も我々人類のものだ!」(ウルトラセブン)
- 氷を使う魔女に向けて新兵器である釜戸の火炎放射(劇場版アンパンマン しかも初映画版)
- 対立する二つの組織に対して一方の組織に味方すると見せかけ不意打ちし、戦いに必要なエネルギーを奪って出撃不可能にして逃走しもう一方の組織の陣地に奪ったエネルギー満載のタンクローリーを(二台)ぶつけて爆砕し双方共に戦闘不能に追い込んだ。(Get Ride! アムドライバー)
- 敵の幹部を崖から(何度も)突き落とす。(Get Ride! アムドライバー)
- 輸送機が欲しいが持っている組織に味方するのが嫌なので強奪。(Get Ride! アムドライバー)
- しかも民間人の集まっているのがわかっている戦略拠点に奇襲をかける。
- さらに囮としてもう一機の輸送機を自動操縦で発進させた。目論見どおりに騙されて囮にかまってる内に反対側の滑走路から離陸し逃走する。
- 囮の輸送機は奪取させまいと(強奪された組織が自分で)破壊したため、強奪された組織は輸送機を二機損失する失態を犯した。
- こちらを発見した敵が仲間と連絡してる途中でいきなり武器投げつける、その後こちらの味方に攻撃しようとしてる隙を突いて攻撃し殺害。(Get Ride! アムドライバー)
- 殺った本人曰く「やらなければこちらがやられていた」
- 漁夫の利を狙っていた友軍に対して先手を打って煙幕を打ち込み戦闘不能にしてから敵を倒してサポートバジェット(民間からの報酬)を独り占めした。(Get Ride! アムドライバー)
- 問答無用で必殺武器で不意打ちし生き埋めにした。(Get Ride! アムドライバー)
- 何もしてこない宇宙船に様子を見ようとする仲間の静止を振り切り宇宙船を真っ二つ。(宇宙の騎士テッカマン)
- Tボゥイ「ほっといたら先にこっちがやられるんだ!」
- 民間人を踏み潰し、街を破壊して出撃する巨大ロボット。(ギガンティックドライブ)
- 敵がいる訳でもないのにグレネードを投げまくって平和な街を破壊する。(ギガンティックドライブ)
- 気に入らないお坊ちゃまの会社やヒロインのバイト先を破壊して当事者を経済的に追い詰める。(ギガンティックドライブ)
- 主人公「それは違う!」ヒロイン「どう違うのよ!(即答)」
- 味方の戦車を踏み潰す。尤も、その戦車も民間人を平気で轢く同じ穴の貉である。(ギガンティックドライブ)
- ヒロインを掴んで投げる。しかもそれを「危険だから注意しろ」としか言わず、「やるな」とは決して言わない博士(ギガンティックドライブ)
- 「新しい技を考えねば…」→敵を生コンに叩き落してコンクリ漬け(仮面ライダー2号)
補足と注意
言うまでも無いがここに挙げられた鬼畜ヒーロー認定は基本的にネタである。
彼らヒーロー達は日々正義と平和のために戦っており、鬼畜に見える所業もリアリティ追及の結果や、
製作当時と現在の放送コードや倫理感の微妙な違いから起きるギャップによる面も大きい。
更にはまとめ動画などで直前の展開が見えず、結果本編よりも鬼畜に見えることも多い。
また、ネタやお約束、脚本の不備や狙った不条理描写をわざと真っ正直に捉えて無理やり鬼畜呼ばわりしている事例も多い。
これらはファンにとっても突っ込み所でありネタとされているケースもあるが、当然鬼畜扱いを不快に思うことも少なくない。
上記作品の動画であっても、鬼畜部分をネタにでもしていない限り主旨を無視して無闇やたらに「鬼畜w」とコメントするのはいざこざを生みかねないため避けるべきだろう。
まぁ、赤い通り魔みたいに鬼畜としか言えないヒーローもいるっちゃいるんですけどね。
関連動画
版権に厳しい特撮作品が多いため、削除されている可能性もあります。
お許しください……!
関連静画
関連項目
- ウルトラファイト
- レッドマン
- ゴッドマン
- 流星人間ゾーン
- 突撃!!アーマージャック
- チャージマン研!
- イタリアンスパイダーマン
- オノレンジャー
- 虹色戦隊ニジレンジャー
- 人造昆虫カブトボーグ
- 本気戦隊ガチレンジャー
- ロボットガールズZ
- 死ねぇ!
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