サキガケオトコジュク
魁!!男塾とは、週刊少年ジャンプ(民明書房集英社)にて1985年より1991年まで連載されていた、宮下あきらの漫画である。アニメや実写映画にもなっている。
男塾という旧日本軍的な私学を舞台にしたギャグ漫画から、拳法の使い手たちがトーナメント的に戦うジャンプらしいバトル漫画になった作品。バトル漫画になりシリアスさが増した後でも、支離滅裂な展開や後述の「民明書房」による怪しい解説を中心としたギャグ要素は無くならず、それが大きな魅力となっている。
怪しげな拳法の設定など、トンデモな説をいかにもそれらしいコラムで補足するので有名(「民明書房」参照)。
以下のトーナメントが行われるが、強敵と戦って死んでいく仲間→(王大人による死亡確認)→復活(実際は死んでいなかった、という設定)→敵が味方になって次のトーナメントでさらなる激闘が…、という流れになっている。
作品の連載当時は、かつての敵は味方になると新しい敵のかませ犬となるパターンが普通だったが(新しい敵の強さを表現する演出)、そのパターンを打破した作品でもある。
1988年にテレビアニメ化され、大威震八連制覇編まで放映された。また、実写映画も作られている。なおアニメ版では次回予告で「視聴者のハガキを桃太郎が読んでそれに答えるだけで、次回の内容については全く触れない」というシュールなギャグを盛り込んでいたことがある。
正式な続編や外伝に剣の息子、獅子丸の戦いを描いた「曉!!男塾 青年よ、大死を抱け」(スーパージャンプ、2001年-2010年)や幼少時から終戦後までの江田島平八を描く「天下無双 江田島平八伝」(オースーパージャンプ、2003年-2010年)がある。
2013年春には週刊漫画ゴラクで「極!!男塾」が連載される予定であったが、作者曰く「気合が入りすぎた」為に連載は延期。その後「私立極道高校2011」(2011年-2012年)の連載終了から1年4ヶ月後となる2014年4月に前述作の設定を持ち越し、男塾OBを交えたオールスター形式となって、ついに同誌で連載が開始された。
当初は男塾と極道高校の面々が紙面を飾っていたが、9話より「ボギー THE GREAT」よりボギーが、18話より「世紀末博狼伝サガ」よりサガがゲスト出演。前者2作以外の連載からの人物が出演した事により、宮下作品全体を巻き込む作品へと昇華されつつある。
また、宮下あきら作品の「天より高く」(週刊プレイボーイ、1995年-2002年)や前述の「私立極道高校2011」(週刊漫画ゴラク、2011年-2012年)では男塾生のその後が描かれている。
いくつかゲームが作られており、ニコニコ動画にはプレイ動画も投稿されている。
赤字は大百科に記事のあるキャラクター。
声は1988年のアニメ版のものであり、直近のゲームとはキャストが異なる。羅刹のみセリフ無しの為CV無し。
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最終更新:2023/02/02(木) 01:00
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